『仕事関係の飲み会に関する調査』20代の約7割が仕事関係の飲み会で「飲酒不要」
株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川剛)は、20~60代の会社員・公務員の方を対象に調査した「仕事関係の飲み会に関する調査」(実施期間:2023年12月1日~12月8日)の結果を発表。本調査は、TOKYO FM「馬渕・渡辺の#ビジトピ」(毎週日曜6:00~6:30放送)との共同調査「馬渕・渡辺の#ビジトピ with Pontaリサーチ」として実施された。
仕事関係の飲み会で「飲酒不要」派は世代間で差
本調査では仕事関係の飲み会(職場のメンバーとの飲み会)で、お酒を飲む必要はあると思うかを聴取。20代の71.5%が「飲酒不要」と回答したのに対し、60代では最も低い55.0%となり、世代間で差が見られた。
さらに、仕事関係の飲み会でお酌をした経験については「これもよい経験だと感じた」が30.8%でトップ、次いで「社交的な機会として楽しいと感じた」が24.7%で続き、前向きにとらえる割合が多かった。一方で「嫌だなと感じた」が20.1%「仕事上のプレッシャーを感じた」が14.4%確認されている。
仕事関係の飲み会における理想の頻度は「月1回以下」が78.8%となった。
飲み会の相手「気の合う人なら誰とでも(役職や年齢を問わない)」が約7割
仕事関係で飲み会をしたい相手は「気の合う人なら誰とでも(役職や年齢を問わない)」が全体の約7割となった。20代では「同期」が47.0%と、他の年代と比較して最も高い。
「その他」(7.0%)の自由回答では「仕事関係の飲み会には参加したくない」という意見が多く挙げられた。
また、仕事関係の飲み会における理想の人数は「5人以下」が全年代でトップとなった。理由としては「少人数の方がコミュニケーションが取りやすいから」が全体で57.4%だった。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年12月1日~12月8日
パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしている方)
調査対象:国内在住20~60代の会社員・公務員の方
有効回答数:1000名 ※年代別に各200サンプル回収
調査主体:ロイヤリティ マーケティング調べ
※調査結果は小数点第2位を四捨五入
まとめ
若い世代を中心に「仕事関係の飲み会で飲酒は不要」とする意見が多く挙げられ、理想の頻度も「月1回以下」が最多となるなど、社内での飲み会に対して消極的な考えを持つ人が多いようだ。一方で、気の合う人なら役職や年齢を問わず飲み会をしたいと考える人も一定数みられ、少人数でのコミュニケーションを目的としている人が多いことも明らかになっている。社内で飲み会を企画する際は、飲酒する・しないに関係なく、円滑なコミュニケーションを促進する場として活用できるような配慮が必要だろう。オフィスのミカタでは先日、アルコールハラスメントに対する意識調査結果を紹介している。併せて参考にしていただきたい。
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