子育てと仕事の両立、夏休み期間はより負担を感じる? MS-Japan調査
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩)は、運営するビジネスメディア「Manegy」で「子育てと仕事の両立」に関する調査を実施。<子どもの夏休み期間は、普段よりも両立の負担を感じるか>といったタイムリーな話題も含めて、公表された結果の一部をお伝えする。
調査概要
◆調査方法:WEBアンケート
◆調査対象:全国の男女
◆調査テーマ:「子育てと仕事の両立」実態調査
◆有効回答数:232人
◆調査実施日:2024年7月12日~7月21日
◆調査主体:株式会社MS-Japan調べ
◆出典:MS-Japan調べ
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がある
両立の難しさを感じる人が約7割 子の年齢で差
「子育てと仕事の両立」の難しさについて、本調査では71.1%が「難しいと感じる」と回答しており(「とても難しいと感じる(30.2%)」「少し難しいと感じる(40.9%)」の合計)、男女別でみても、男性約7割、女性約8割と、性別を問わず高い割合で両立の難しさを感じているという結果となった。
また、子供の人数別・年齢別の結果も発表。子供の人数による大きな差は認められなかったが、年齢別にみると「0歳~小学生前」で「とても難しいと感じる」と答えた人の割合が48.5%すると最も高く、子供の年齢が上がるほど、両立が難しいと感じる割合が減っていく傾向が見られた。
夏休み期間に負担を感じる人は約7割
本調査では「子供の夏休み期間」における両立の負担についても質問。その結果、71.2%が「(普段よりも)負担を感じる」と回答した(「より負担が増える(34.7%)」「少し負担が増える(36.5%)」の合計)。
同じく子供の年齢別にみると、年齢が低いほうが夏休み期間中に両立の負担を強く感じる傾向もみられた。
夏休みの短縮を希望する声も 夏休み期間に必要なサポートは?
また、子供の夏休みの長さについて、19.4%が「夏休みの短縮・廃止を希望している」と回答したという(「今より短い方が良い(17.7%)」「廃止してほしい(1.7%)」の合計)。
本調査では、子供の夏休み期間に欲しいサポートについても聞いており、「柔軟な会社の制度(39.2%)」「預けられる場所(26.3%)」「子供の食事準備に関するサポート(24.6%)」といった意見が上位にあげられた。
まとめ
調査結果からは、子供の年齢が低いほど仕事と子育ての両立を負担に感じている人は多く、子供の夏休み期間には両立する負担がより増えると感じている人も多いという傾向がみられた。
夏休み期間のサポートとして、会社に柔軟な制度による対応を望む人が約4割いたことも踏まえると、子育て中の従業員が安心して働き続けられるよう、会社としてのサポート体制を改めて検討してみてはいかがだろうか。