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日本人の「生涯オンライン時間」約20年、8年以上増 NordVPN調査

2026.06.24
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NordVPNは、20カ国のインターネット利用者を対象に実施した「Life online 2.0」調査の結果を発表した。日本人が生涯でインターネットに接続して過ごす時間は平均19年7カ月15日となり、2021年調査時の約11年5カ月から4年間で8年以上増加した。

一方、週あたりの利用時間は調査対象20カ国で最も短かったものの、利用終了時間は最も遅く、日付をまたいで利用する傾向も明らかになった。デジタル活用が進む中、企業においても従業員のセキュリティ意識向上や情報管理体制の強化が求められそうだ。

調査概要

調査名称:Life online 2.0(Lifetime online #2)
調査期間:2026年4月1日〜17日
調査対象国:日本、米国、英国、オーストラリア、カナダ、ブラジル、メキシコ、韓国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、スウェーデン、フィンランド、オーストリア、スイス、ポーランド、リトアニア、アイルランドの20カ国
対象者:各国のインターネット利用者(18〜74歳。メキシコおよび韓国は18〜64歳)
サンプル数:合計20054名。原則各国約1000名、アイルランド・韓国・スペイン・スイスは各約800名
調査方法:年齢、性別、居住地に基づく割付を行った全国代表サンプルへのオンライン調査
調査機関:Cint、Syno International(オーストリア、スイス)、Norstat(リトアニア、ポーランド)
出典元:調査名(NordVPN)
注:オンライン利用時間は、各オンライン活動に関する回答をもとに算出したもの。一部の活動は同時並行で行われる可能性があるため、実際の総オンライン時間とは異なる場合がある。

生涯の4分の1近くをオンラインで過ごす時代に

生涯の4分の1近くをオンラインで過ごす時代に

本調査によると、日本人の週あたりのオンライン利用時間は38時間37分。20カ国平均の58時間13分を大きく下回り、調査対象国の中で最も短かいことがわかった。しかし、生涯でインターネットに接続して過ごす時間は19年7カ月15日に達し、2021年調査と比べて8年以上増加している。

利用内容としては「動画視聴(週5時間29分)」が最も長く「テレビ番組・映画の視聴(2時間57分)」「SNSのスクロール(2時間43分)」「音楽鑑賞(2時間9分)」が続いた。また、AIチャットボットの利用時間も週30分に達しており、新たなデジタルツールが、日常生活に浸透しつつある状況もうかがえる。

一方、個人情報については「生年月日(52%)」「氏名(48%)」「住所(42%)」などをオンライン上で共有した経験がある人が多い。にもかかわらず、個人データの流出や公開を懸念している人は15%にとどまっており、リスク認識とのギャップも浮き彫りになった。

深夜の利用の「判断力低下」がサイバーリスクを高める可能性

深夜の利用の「判断力低下」がサイバーリスクを高める可能性

日本人の1日のオンライン利用終了時間は23時1分〜0時で、20カ国中最も遅い結果となった。就寝前の疲労や眠気がある状態では、フィッシングメールや偽サイト、不審な広告などへの警戒心が低下しやすくなることが指摘されている。

特に、配送通知やアカウント確認を装ったメール、SNSや動画サイトから外部サイトへ誘導するリンクなどは注意が必要だ。

NordVPNでは、夜間に届いたメールをすぐに開かないことや、URLやドメインの確認、多要素認証の活用などを推奨している。

まとめ

生成AIやクラウドサービスの普及により、業務・私生活を問わずオンライン接触時間は今後も増加するとみられる。今回の調査結果では、利用時間の長短よりも、疲労によって判断力が低下する時間帯にリスクが高まる可能性が示された点に注目したい。

企業としては、技術的な対策はもちろん、就業時間外の通知運用の見直しなど、従業員の行動面も含めたセキュリティ対策の重要度が増している。

デジタル活用が進む時代だからこそ「人」に起因するリスクを前提とした、情報セキュリティ体制の構築を進めたい。