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悪天候時に望む制度「個人判断でテレワーク切り替え」 LASSIC調査

2026.07.27
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株式会社LASSIC(本社:鳥取県鳥取市・東京都港区、代表取締役社長:若山幸司)は、テレワーク経験者1004人を対象に「悪天候時のテレワークと出社判断の決定権に関する調査」を実施した。勤務先に悪天候時に望む制度として「個人判断でテレワークに切り替えられる権限」が34.9%で最多となった。特に上司の承認が必要な従業員ほど、制度整備を求める傾向が明らかになった。

調査概要

調査名:テレリモ総研「悪天候時のテレワークと出社判断の決定権に関する調査」
調査時期:2026年6月15日〜6月17日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女
有効回答数:n=1004
出典元:テレワークは上司の承認次第?切り替え権限を望む43.8%・「テレワークを増やしたい」40.6%(株式会社LASSIC)

自分の判断で「テレワークを選べる」3割超

自分の判断で「テレワークを選べる」3割超

本調査では、出社かテレワークかを「自分の判断で自由に選べる」と回答した人は34.5%だった。

「上司の承認を得れば選べる(21.8%)」「自分の業務上、選択の余地がない(10.4%)」よりも高い割合を示している。

悪天候時の出社で困った経験「通勤時間の増加」最多

悪天候時の出社で困った経験「通勤時間の増加」最多

続いて、悪天候時にテレワークできず困った経験について質問。「通勤時間が大幅に増えた(36.2%)」が最多だった。次いで「公共交通機関の遅延で勤務開始が遅れた(25.6%)」「危険を感じながら出社しなければならなかった(25.5%)」という結果だった。

これらはいずれも「上司の承認を得れば選べる」層で、最も高い割合となっている。

テレワーク継続意向は決定権によって大きな差

テレワーク継続意向は決定権によって大きな差

今後のテレワークについて「今と同じ頻度を続けたい」「今より頻度を増やしたい」と回答した人の割合は、自分で選べる層で82.1%に達した。

一方、上司の承認が必要な層では68.9%、選択の余地がない層では25.0%にとどまっている。

「今より頻度を増やしたい」と回答した割合は、上司の承認が必要な層が40.6%で最も高く、制度面での制約がテレワーク実施の障壁となっていることがうかがえる。

悪天候時は柔軟な判断を望む声が最多

悪天候時は柔軟な判断を望む声が最多

悪天候時に勤務先へ望む制度としては「個人判断でテレワークに切り替えられる権限」が34.9%で最多に。特に上司の承認が必要な層では43.8%と高く「上司・人事による積極的なテレワーク指示(37.9%)」や「警報・特別警報発令時の自動的なテレワーク切替ルール(33.8%)」への要望も目立っている。

一方、選択の余地がない層では「特に希望はない・すでに整備されている」が44.2%と最も高く、職種や業務内容による違いもみられた。

まとめ

本調査では、悪天候時の通勤負担や安全面への不安は、テレワークの可否そのものよりも「誰が判断するか」という運用ルールに大きく左右されることが示された。

特に、上司の承認が必要な従業員では、通勤時間の増加や公共交通機関の遅延、危険を感じながらの出社といった困りごとが他の層より多かった。そのため、個人判断でテレワークへ切り替えられる権限を求める声も4割を超えている。

近年は豪雨や台風、大雪などによる交通機関への影響が全国各地で頻発している。BCP(事業継続計画)や従業員の安全確保の観点からも、悪天候時の出社基準やテレワークへの切り替えルールをあらかじめ明文化し、現場で迅速に判断できる体制を整備することが重要だろう。従業員の安全と業務継続を両立できる、柔軟な働き方の制度設計を進めていきたい。