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ミドル世代の転職、50代以上の半数超が「年齢」に不安 エン調査

2026.09.18
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エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』は、サイトを利用する35歳以上のユーザーを対象に「転職理由と不安」についてアンケートを実施した。

調査概要

調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
調査期間:2026年5月11日~2026年7月14日
有効回答数:1052名
出典元:ミドル世代の「転職理由と不安」調査 ミドルの転職理由、上位は「会社への不満」「業界・会社の将来性」「定年・役職定年」。 転職における不安、トップは「年齢について」。 30代でも約4人に1人、50代以上は過半数が年齢を不安視。(エン株式会社)

転職理由「会社への不満」が最多 50代以上では定年・役職定年も

転職理由「会社への不満」が最多 50代以上では定年・役職定年も

本調査では、ミドル世代が転職を考えた理由について「会社の方針・風土への不満(44%)」が最多に。次いで「業界・会社の将来性への不安(31%)」「定年・役職定年になった(迫っている)(25%)」が続いていた。

年代別では「定年・役職定年になった(迫っている)」が50代では23%、60代では55%に。一方「会社の方針・風土への不満」「業界・会社の将来性への不安」は各年代で上位に挙がっており、年代を問わず転職理由となっている。

年収帯別では、年収600万円未満で「給与・待遇への不満」が31%で3位に入ったという。600~799万円では16%、800~999万円では9%、1000万円以上では7%だった。

転職への不安は「年齢」が最多 30代でも26%が不安視

転職への不安は「年齢」が最多 30代でも26%が不安視

転職における不安では「年齢について(50%)」が最多だった。「経験・スキルが通用するのか(49%)」「希望する求人の有無(42%)」が続いている。

また「年齢について」を年代別に見ると、30代は26%、40代は45%、50代は52%、60代は55%に。年代が上がるにつれて割合が高まる傾向が見られ、50代と60代では半数を超えた。一方、30代でも約4人に1人が年齢を転職の不安として挙げている。

転職理由と合わせて見ると、ミドル世代では現在の会社の方針・風土や将来性に不満・不安を感じて転職を考えている。一方、転職先を探す際には年齢や経験・スキルが通用するかを不安視している状況がうかがえる。

経験・能力を活かす転職を希望 待遇改善へのニーズも

経験・能力を活かす転職を希望 待遇改善へのニーズも

転職を通して実現したいことは年代によって一部違いが見られた。しかし「経験・能力が活かせる仕事への従事(全体62%)」「給与・待遇のアップ(全体50%)」は共通して上位となっている。

年収帯別では「給与・待遇のアップ」が年収600万円未満で59%に。転職理由でも「給与・待遇への不満」は、年収600万円未満では31%で3位となっている。

また、具体的な転職理由として、30代では昇格制度や休日日数、業務内容、人間関係などが。40代では将来性や給与、キャリア形成、50代・60代では定年や再雇用、給与水準、キャリアの継続、家庭環境などに関する声が寄せられた。

まとめ

今回の調査からミドル世代の離職防止では、待遇面はもちろん「会社の方向性への納得感」と「これまで培った経験・能力を活かせる環境」が重要な視点になるということが読み取れる。

転職を考えた理由では「会社の方針・風土への不満(44%)」「業界・会社の将来性への不安(31%)」が上位となった。一方、転職で実現したいことでは「経験・能力が活かせる仕事への従事」が62%で最多に。また、転職における不安では「年齢について」が50%に上り、50代52%、60代55%と半数を超えている。

ミドル世代が抱える、会社への不満や将来への不安を把握はすべての企業にとって、重要なテーマだ。同時に、年齢を理由にキャリアの選択肢を狭めることなく、経験・能力を活かせる役割や機会を示すことが、ミドル人材の獲得・流出防止の重要な視点になるだろう。