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ワーキングマザーとテレワーク 理想とそのリアル①

 前回の「仕事も女も謳歌したい♪ ワガママな私の働き方」の記事は、働いている女性から好評をいただきました。
 特に、仕事と家事・育児を両立している女性の共感を得られたのではないかと思います。

「ワーキングマザーは一度に皿を50枚まわしてるようなもんよ」

画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000003620.html
画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000003620.html

  8年前の映画「ケイト・レディが完璧な理由」(原題:「I don’t know how she does it」2011年、主演:サラ・ジェシカ・パーカー)の冒頭のセリフには、世のすべてのワーキングマザーが大きくうなずいたのではないでしょうか。

 毎日が本当にお皿を50枚も100枚もまわしているような状態なので、毎日時間に追われながら一人で何役もこなさなければならないワーキングマザーたちにとって、時間は「Time is more money!」です。
 私も何とか時間を作り出すために移動にタクシーを使い、移動中に電話やメールの返信をすることが多々あります。そして、「ドラえもんのどこでもドアがほしい!」と本気で思う毎日。
 
 そんな私のように時間に追われているワーキングマザーたちも、「働き方改革」によって以前より柔軟な働き方ができるようになったのではないかと思います。
 その「働き方改革」の柱の一つとなっているのが、テレワーク。
 テレワークは、「情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」のことを言います。
 テレワークは働く場所によって、①在宅勤務、②モバイルワーク、③サテライトオフィス勤務、の3つに分けられますが、政府がテレワークの一斉実施を呼びかける「テレワーク・デイズ」が、今年は7月22日から9月6日まで実施されました。
 実施内容は、様々なテレワーク(モバイル、サテライトオフィス、地域でのテレワーク等)の実施、時差出勤、フレックスタイム、ワーケーション等を組み合わせた実施など、様々な働き方を奨励したもの。
 昨年の「テレワーク・デイズ2018」の成果からも分かるように、交通削減効果やオフィスコスト削減効果も可視化され、参加企業からは、

 「移動時間の削減、通勤ラッシュの回避により、身体的精神的負担が軽減した」
「通常勤務では短時間勤務しか実施できない育児・介護中の社員がフルタイム勤務することができた」
 「テレワークをきっかけとして、チーム内での情報共有が活発になった」

といった非常に前向きな感想が出されていました。
 最近はテレワーク導入の有無などの「働きやすい環境」は企業にとって欠かせないキーワードになっています。
 政府は、2020年までにテレワーク導入企業を2012年度比で3倍にする目標を掲げていますが、一方で「テレワークってどこから始めれば良いの?」と悩んでいる企業が多いのも現状です。
 当社も数か月前に家事・育児をしながら働いている女性が正社員として入社したころから正式にテレワークの制度を社内で導入しようと考えましたが、ある壁にぶつかりました。
 それは、「ITシステムを導入したからといって、テレワークを始められるわけではない」ということ。
 今、巷ではテレワーク制度を後押しするシステムやサービスがたくさんありますが、果たしてそのシステムを導入したところで制度はうまくワークするのか、むしろ社内が混乱してしまうのではないか、という懸念の方が大きかったのです。

 テレワーク導入の成功のカギは、少なくとも①制度、②ツール、③文化の3要素が必要と言われています。
 ここで、①制度と②ツールについてはあまり問題はありませんでしたが、一番のハードル③文化のところです。
 テレワークに必要な社内の文化とは・・?
 実際当社が直面している壁と実情のリアルを次回ご紹介したいと思います・・!