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コミュニティマネージャーによる 「テレワーク時代の『コミュニティ』概論」 ~コミュニティ同士の垣根をなくしたその先に生まれるコト~

2020.12.17

 今年もあとわずかになりました。例年であれば、忘年会が盛んにおこなわれる時期ですが、今年は新型コロナウィルスの影響で約9割もの企業で中止、という判断がされているそうです。その結果、「リモート忘年会」「オンライン忘年会」が注目を集めており、ニットでは4年前から行っているため、今日はその中で大切にしていることを触れます。

 前回の記事で最後にお話ししましたが、私はコミュニティ自然と立ち上がり、単独で自走し続ける、その先の「垣根をなくしたその先の世界」が今後の社会では必要となってくると考えています。今回はこの「垣根をなくしたその先の世界」についてお話します。

閉ざされた企業は淘汰される?

 「働き方改革」から始まり、「Afterコロナ」の世界となった今、働く人々を取り巻く環境は著しく変化を続けています。テレワークという働き方についての側面はもちろん、報酬額だけではなく「生きがい」「やりがい」を重視する視点や、「仕事と生活のバランス」「働く場所」といったことにも目を向けられるようになりました。変わらない企業の体制・考えのままで居続けることは今後、極端に言うと非難の対象となったり優秀な人材の流出につながったりすることが懸念されます。

 そもそも、組織は流動性があり、人の流れが柔軟であることで新しい考えが入りやすくなります。どんどんと新しいアイディアが生まれ、企画や事業が起こり時代の流れをキャッチアップし続けることで成長・発展が待っているのです。たとえ伝統を守ることが大切な業種だったとしても、その時々の世相に合った見せ方をしていかないと、社会から取り残されてしまいます。

 そして近年、インターネット環境の充実・発展により情報が駆け巡るスピードは速くなり続けています。ツールも発展し、必要とされる知識も増え続けています。例えばRPAやShopify等の単語を聞いたことが無い、もしくは聞いたことがあっても深くは知らない、知っている人や専門の人が社内に居ない際、会社はどのように動くでしょうか。新たに知見のある人材を雇用する、等が考えられますが、はたして考えている予算内で収まるのでしょうか。収まらない、となった場合、企業に外注する、フリーランスとの業務委託等が選択肢に入ってくるでしょう。そうすると「会社」「企業」の垣根の中に、垣根の外にいた人が飛び込んでくる状態となるのです。

 また、電通やタニタ等、複数の大企業で個人事業主として業務委託契約を結んで働く仕組みが導入され、取り沙汰されたのは記憶に新しいのではないでしょうか。これは企業という垣根が今後ゆるやかになっていくことを象徴する事例のひとつだと考えています。

「ニットに関わる全ての人が輝ける場」を企画

 このように社会全体で「企業」と「個人」との垣根が緩やかになっていく中、私はニットやサービスであるHELP YOUのクライアント様やサービスで働く側のメンバーなどという垣根を取り払ったイベントをできないか、と考えました。いずれはクライアント様ですら、クライアントとして「企業」として関わるのか、それともクライアント企業の中にいる1人の「個人」として関わるのか選べるような、そんな世界観の土台となるもの。それが、2020年12月18日に予定している「大型オンライン忘年会」です。

詳しくは【コロナでも繋がりを!丸一日かけた<大型オンライン忘年会>開催】検索してください。

 このイベントでは「ニットに関わる全ての人が輝ける場」をテーマに、YouTubeを2チャンネル用意。お昼12時頃から6時頃まで収録と生放送を取り混ぜた計16番組のオンライン放送を行います。

 具体的には「HELP YOU」のユーザーコミュニティ発のコンテンツとして、全世界にスタッフたちをオンラインでつなぐ人気企画「バーチャル世界一周旅行第三弾~クリスマス編~」や、平成生まれのスタッフと昭和生まれのスタッフが対戦する「HYのクイズ年の差なんて 〜昭和VS平成はたしてどちらが勝つのか!?〜」というバラエティ色の強いものから、「SNS運用に役立つ!Twitter・Instagram・動画系SNSワンポイントアドバイス」、ライティングの仕事を検討中の人に役立つ基本知識をギュッとつめこんだ「これからWebライターになるすべてのひとに」といった仕事・キャリアに役立つ講座などを用意。そしてHELP YOUユーザーのクライアントであるスターティアレイズ株式会社様による「テレワーク下でも最小限のコストで安定した事業継続を実現するために。- オンラインアウトソーシング・RPA・クラウド運用の次世代の活用法 -」等今後の世界に欠かせない知識の基調講演も予定しています。

全方面を巻き込んだイベントの狙いと効果

 イベントは今後の社会感に一石を投じるためや、視聴してもらって認知してもらう、理解を深めてもらう、という目的ももちろんありますが、さらに他にも狙いがあります。まず、HELP YOUのクライアント様や潜在顧客に「こんなスキルを持ったスタッフがいる」ということを知っていただく機会にしたい、ということ。そしてクライアント様に登壇いただくことで、その業種の専門知識を得るきっかけとなると同時に、クライアント様の宣伝もできます。

 スタッフたちは、イベントの企画を通してコミュニケーションを生み出すと同時に、自分の得意なことや好きなことが他の人にとって価値のあることだと知り、自信ややりがいにつなげたいと考えています。
 
 そしてニットとしては、これからの社会についてどう考えているかを示すと同時に、「HELP YOU」ではこんなに生き生きと仕事も仕事以外のこともできる、というブランディングに繋がるとも思っています。
 
 さらに、視聴者の皆様には、純粋にコンテンツを楽しんでもらいたいのはもちろん、働き方やキャリアのモデルケースとして見ていただければと思っています。

垣根を越えた、その先に

 今回のイベントは、「垣根をなくしたその先の世界」を実現するための一歩目です。それぞれの立場や環境、肩書の境目が緩やかにし、それらを気にせず共通目的のために交流できる場の創造するためには、成功体験を重ねていくことも必要です。
 
 これからの社会では、正社員と派遣社員が同じ仕事をするのはもちろん、フリーランスやパラレルワーカーも同じ仕事をし、ひとつのプロジェクトに取り組んでいく時代になります。「立場が」「役職が」等と言わず、コミュニケーションを取り、同じ方向を向いて助け合っていく必要が出てくるでしょう。そんな未来が来た時に困惑しないように、今回の記事が「考え方の垣根」を低くするきっかけになれていれば幸いです。
 
 次回からは、近年働き方が多様化してきた社会において増加している、副業や複業(パラレルキャリア)についての考え方や本業との兼ね合い等、働き方や働く場所の制約がなくなったからこそ起こり始めている動きや事例についてお話しできればと思います。