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【取材記事】感謝の可視化で正当な人事評価を働きがいを向上させるサンクスカード「OKWAVE GRATICA」

2020.01.31
オフィスのミカタ編集部【PR】

従業員がお互いに感謝を伝え合えば、職場環境はきっと良くなる。誰もがそれを理解はしているが、煩雑な日々の業務に押されて「ありがとう」は疎かにされがちだ。株式会社オウケイウェイヴは、この問題をテクノロジーの観点から解決する。同社のサービスであるOKWAVE GRATICA についてソリューション事業部 部長代理の佐野浩太郎氏に話を伺った。

ありがとうの価値は分かるが、業務との両立が課題だった

 OKWAVE GRATICA(以下、GRATICA)は、感謝をウェブ上のカードに載せて送り合うサービスである。株式会社オウケイウェイヴが提供するこのサービスは、導入から利用まで全て無料で利用できる。

 働く中で互いに「ありがとう」を伝え合うことは、働きがいの観点から極めて価値が高い。さらに同社の実験によれば、口頭ではなく文面で感謝を伝えられた場合、約10%もストレス度が軽減するとされる。

「実はGRATICAは、もともとは社内サービスだったんです。20年ほど前でしょうか、ありがとうをきちんと伝えようと紙でのサンクスカードを始めました。弊社の理念にも沿った大切な取り組みだったのですが、さすがに繁忙期にはどうしても『ありがとう』が疎かになってしまう。そこで導入したのが、ありがとうオンラインと呼ばれるウェブ上でのやりとりでした。それが好評だったので、ぜひ他社でも使ってほしいと考えて誕生したのがGRATICAです」佐野氏はこのように語る。

 GRATICAは、ありがとうを大切にする同社の文化から誕生したサービスである。これが世に送り出されるにあたって、多くの工夫が凝らされている。

強要された「ありがとう」からは、コミュニケーションは生まれない

強要された「ありがとう」からは、コミュニケーションは生まれない

 紙のサンクスカードを導入している企業は意外に多い。感謝を伝え合うことが働きがい向上につながることは、もはや自明のことである。それでも通常業務に押されてカードが形骸化したり、あるいは立ち消えになってしまうケースも多くある。

「極端な例だと、直筆のカードを何件送りなさいと強制するケースもあるようです。そこでGRATICAの開発にあたっては、とにかく自発的に送り合えるものにしたいと考えました」

 佐野氏が語る通り、本当の「ありがとう」を大切にする仕組みが、GRATICAには備わっている。例えばカードと一緒に送れる、たまると同社が用意した優待品や寄付などに交換可能な「OK – チップ」は、1週間に送れる上限を39(サンキュー)枚に定めている。

 カードに何枚かチップを添えることで「ありがとう」の度合いを可視化でき、本当に感謝されるべき出来事・人物に、たくさんのチップが集まるのだ。

 管理者の負担を軽減する仕組みも取り入れている。例えば、自分がもらったサンクスカードは「マイページ」で一覧表示することができる。わざわざ管理者が集計や仕分けをする必要はない。「まとめて印刷したい」という際にもラクだ。実際にオウケイウェイヴ社では、歓送迎会等の節目にはブックレットにまとめて手渡す文化がある。「ポジティブな感想がまとめられたものなので、もらった方は非常に喜んでくれます。頑張って働いていて良かったなあと実感できる瞬間だと思います」

仕事にやりがいを感じる人が11%も増加した

仕事にやりがいを感じる人が11%も増加した

 株式会社ファンケルは、GRATICAを導入している企業の1つである。導入から1カ月であるが、既にES向上の効果が現れている。オウケイウェイヴが実施したアンケートによれば、GRATICA導入後、職場での会話の多さを感じる人が12・8%上昇、仕事にやりがいを感じる人が11・3%上昇したという。それはなぜか。

「サンクスカードをもらったことで会話が増え、コミュニケーションが活発に行われるようになります。もちろんサンクスカードに書かれていることは感謝ですから、たくさん送られるとうれしいし、承認欲求も満たされます。自分の価値を認められることで、仕事にやりがいを感じられる場面が増えているのではないでしょうか」佐野氏はこのように分析する。

 すかいらーくホールディングスでもGRATICAが導入されている。従業員の満足度とお客様の満足度が強く相関している同社において、GRATICAによる感謝文化の根付きは大きなメリットを提供している。特に普段、お客様の方向を向き続けているBtoC企業に対しては、GRATICAは従業員同士のコミュニケーション向上に大きなインパクトを残せるはずだ。

 他にもGRATICAを導入している企業はたくさんある。興味深い点としては、サンクスカードが部署を超えて盛んに送り合われていることが挙げられる。普段は直接顔を合わせることが少ない営業職と事務職の間でも、数多くの「ありがとう」が送り合われている。あるいは孤立しがちなコールセンターにおいて、コミュニケーション醸成にもつながっている。業務上では深い関わりがあるはずなのに、「ありがとう」を伝える機会はなかなかない。そうしたディスコミュニケーションに対して、GRATICAは有効な解決法となりうる。

 佐野氏によれば、GRATICAの強みはストック機能にあるのだという。「カードという形に残すことで、もう一度見返すことができるようになるんです。たかがカードかもしれませんが、そこには膨大なエピソードが詰め込まれています。感謝された経験を可視化してストックしていく、それが承認欲求に訴えかけるのではないでしょうか」

GRATICAを無料で提供する本当の狙いとは

「ゆくゆくは他サービスとの連携を進めて、さらに便利に使っていただけるようにする予定です。直近ではSlackとの連携も始まり、Slack上からサンクスカードを送っていただけるようになりました」

 便利な機能が追加されながらも、一貫して無料提供を貫いている。これだけ良いサービスなのだから有料にしてもいいのでは?少し意地悪な質問をしてみた。

「さまざまなご要望にお応えすべく有償の付帯サービスも検討していきますが、それより、無料で広く使っていただき、弊社の他サービスを知っていただくきっかけになればと考えております。」なるほど、納得の答えである。

 もっとも無料提供は、助け合いの場の創造というオウケイウェイヴ社の理念にもつながっている。最後に佐野氏はこう語ってくれた。

「私たちは、誰かから感謝される人を正当に評価したいと考えています。目に見える成果を出す人を評価することは大切ですが、一方でチームワークに徹してくれた人を評価することも同じくらい大切なことです。感謝を正当に評価することで、『ありがとう』があふれる社会をつくりたいと思っています」

「OKWAVE GRATICA」3つのポイント

1.Web上で「ありがとう」をやりとりできる
2.従業員が仕事にやりがいを感じられるようになる
3.感謝された経験を可視化してストックが可能

■ お問い合わせ先情報

株式会社オウケイウェイヴ
電話番号   :03-6841-7681
メールアドレス:sol-marketing@okwave.co.jp
対応時間   :平日10:00~18:00 ※月曜午前は営業休となります
ホームページ :http://thanks-economy.com/gratica/