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約4割がテレワークツールに不満 テレワークの課題とは

2020.07.06

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、緊急事態宣言が東京を含む7都道府県に発令されたのが4月7日。4月16日には全国に拡大し、そのタイミングでテレワークに移行した企業にとって2ヶ月が経過した。リトルソフト株式会社(本社:東京都豊島区、代表:長尾寿宏)は、現在テレワーク中の中小企業・ベンチャー企業・スモールビジネス従事者を対象に「テレワーク中のコミュニケーション」に関する調査を実施した。

初めてのテレワーク「慣れた」人は8割以上

 「テレワークに入ってからどれくらい経ちましたか?」と質問したところ64.2%の人が4週間以上が経過したと回答した。他にも、18.5%が「2〜4週間」と回答し、緊急事態宣言の発令と同時にテレワークを導入した企業が多いことが伺える。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、初めてテレワークを実施した人も多い中、「テレワークには慣れましたか?」と質問したところ、32.6%が「すっかり慣れた」、52.4%が「ある程度慣れた」と回答し、実際にテレワークを始めてみると案外、慣れている人が多いことがわかった。

テレワークで最も困ったことは「コミュニケーションが取りにくい」

 「テレワークで困っていることを教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「社員とのコミュニケーションが取りにくい」との回答で27.3%であった。他にも、「できる業務が限られる(22.3%)」、「取引先とのコミュニケーションが取りにくい(19.3%)」「データや資料の共有がしにくい(11.0%)」「会議が開きにくい(9.0%)」「勤怠管理がしにくい(4.5%)」と、コミュニケーション部分での課題が多く見受けられた。

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テレワーク中のコミュニケーションは減少傾向

 テレワーク中、「普段と比べてコミュニケーション量は何%程度になっていますか?」と質問したところ、「50〜70%程度」と回答した人が34.6%と最も多い結果となった。続いて「30〜50%程度」が28.0%と、多くの人が普段よりもコミュニケーションが減っていると感じている結果となった。

WEB会議システムの使用は43.1% しかしセキュリティ面への不安も

 テレワーク中、「どのようなツールでコミュニケーションを取っていますか?」と質問したところZoom、Google Meetなどの「WEB会議システム」という回答が43.1%と最も多く、離れていても顔を合わせてやり取りできるツールでコミュニケーションを図っている企業が多いことがわかった。

 次いでSlack、Chatwork、Microsoft Teams、LINE WORKSなどの「ビジネスチャット」が25.3%、「メール」が18.1%、「LINE、SNS」12.3%と続いた。

 様々なツールがある中で、「現在使用しているツールの改善したい点を教えてください」と質問したところ「セキュリティ面の強化」と「データやファイル共有の効率化」がどちらも31.1%と課題も見受けられた。

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コミュニケーションツール、「安いが機能に不満」は27.4%

 「現在使用しているツールに満足していますか?」と質問したところ「安いので満足」と回答した人が40.6%居たものの、27.4%が「安いが機能に不満」、9.9%が「コストも機能も不満」と4割近くの人が不満を持っていることもわかった。

通勤時間の有効活用も。 テレワークの様々なメリット

 テレワークでの課題や改善点もあるが、テレワーク導入によるメリットもたくさんある。「テレワークに入って気づいたメリット(良かったこと・便利だったことなど)を詳しく教えてください」と質問したところ「通勤時間を業務に充てることができて、残業が減少」「プライベートとの両立がしやすく、健康的」「人間関係のストレスが格段に減った」などの回答が寄せられた。

 withコロナ時代の働き方は、テレワーク中心での仕事へと変わっていくことも予想される。様々な課題を乗り越え、テレワークの更なる発展に期待したい。

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