GMOインターネットグループ 新型コロナウイルス感染者の発生ならびに社内クラスター防止策を公表
GMOインターネットグループは2020年7月10日(金)、渋谷グループ第2本社渋谷フクラスに入居するGMOコマース株式会社(東京都渋谷区)の従業員1名が新型コロナウイルス感染症の検査の結果、陽性であることを確認した。当該従業員は7月8日(水)に発熱したことを受け、同日PCR検査を行ったところ、7月10日(金)医療機関からの連絡で陽性と判明した。現在、容体は安定している。GMOインターネットグループの緊急対策本部では、当該従業員の行動履歴から、外部の顧客との接触はないこと、社内の濃厚接触者については確認済みで、他のグループ会社のオフィスには出入りをしていないこと、現時点でグループ内に他の感染者が出ていないことも確認済みである。
感染者発生に関する対応
GMOコマースでは、新型コロナウイルス感染者の発生を受けて、下記のような対応を実施した。
1、陽性と判明した翌日の7月11日に、当該従業員が勤務していた執務スペース、トイレやエレベーターホールなど共用スペースの消毒作業を実施。
2、感染者と同じオフィスに勤務するGMOコマースの全従業員107名に対して7月12日、PCRスクリーニング検査を実施。
3、濃厚接触した6名の従業員は、来週から2週間は在宅勤務としその他の従業員はPCR検査の結果を会社が総合的に判断し「パンデミック時における対策発令・対応レベル」に応じた勤務体制を実施。
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GMOインターネットグループ・感染者発生時の社内クラスター防止策
GMOインターネットグループでは、新型コロナウイルスの感染者が発生した場合は、以下のようなクラスター防止策を段階的に実施する。
1、厚生労働省の「接触確認アプリ」のインストールを、GMOインターネットグループ全従業員に徹底する。陽性反応がでた場合には「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)から発行された処理番号の登録を実施することで、社内の濃厚接触者を早期に把握する。
2、医療コンサルティング会社の株式会社キャピタルメディカと連携し、唾液検体の自己採取により24時間で結果が出る「PCRスクリーニング検査サービス」を必要な対象者全員に実施する。これは保健所において濃厚接触者と判定されなかった場合、医療機関によるPCR検査や診断を受けることが困難なことを受け、オフィスクラスター感染予防の方針として自主的に実施する。
3、上記1と2の結果を総合的に判断し、必要に応じて「パンデミックにおける対策発令・対応レベル」の引き上げを迅速に実施する。
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