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「2020年7月度 アルバイト・パート平均時給レポート」全国平均時給は1,105円

2020.08.19

 株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表:中川信行)はアルバイト募集時の平均時給データ(2020年7月度)を発表した。

7月の全国平均時給は1,105円

7月の全国平均時給は1,105円

 7月の全国平均時給は、前月より10円増加の1,105円であった。前月は1,095円、前年同月は1,072円で、6月に引き続き2ヶ月連続で前月比増加、前年同月比では33円の増加となった。

 時給相場の高い東京都や神奈川県を中心に、前月に比べて関東エリアの求人数が増加したこと、「医療・介護・保育」など時給相場の高い求人数の増加が、平均時給の増加に影響したと考えられる。

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前年同月比最も増加したのは「東海エリア」

前年同月比最も増加したのは「東海エリア」

 平均時給の前月比をエリア別で調査したところ、「関東」「関西」「東海」「北海道・東北」「中国・四国」で増加、「甲信越・北陸」「九州・沖縄」では減少した。

 前年同月比では、7エリア全てで増加し、増加率が最も高かったのは「東海エリア」で前年同月から43円増加の1,078円という結果になった。

職種別平均時給最も高いのは「イベント・キャンペーン」

職種別平均時給最も高いのは「イベント・キャンペーン」

 平均時給を職種別でも調査を実施した。大分類をした16種類のうち「飲食・フード」「販売・接客・サービス」「アパレル・ファッション関連」「レジャー・アミューズメント」「クリエイティブ・編集」「エンジニア・サポート・保守」「教育」「医療・介護・保育」「オフィスワーク」「エステ・理美容」「配送・引越・ドライバー」「軽作業」「警備・清掃・ビル管理」の13種類では前月よりも増加した。

 一方で、「イベント・キャンペーン」「営業」「工場・倉庫・建築・土木」では減少する結果となった。

平均時給最も低いのは「青森県」

平均時給最も低いのは「青森県」

 平均時給を都道府県別で調査したところ、平均時給が最も高いのは「東京都」で1,244円、次いで「神奈川県」が1,204円、「千葉県」が1,164円、「大阪府」が1,140円、「京都府」が1,137円と続いた。

 一方、平均時給が最も低いのは「青森県」で856円、次いで「秋田県」が884円、「徳島県」が885円、「高知県」が886円、「鹿児島県」が895円と続いた。

関東の平均時給は2ヶ月連続で増加

関東の平均時給は2ヶ月連続で増加

 関東の7月の平均時給は1,186円で、前月から18円増加し、6月に引き続き2ヶ月連続で増加した。前年同月比では38円増加した。

 前月比の平均時給を職種別で見ると、16職種中10職種が増加し6職種が減少した。前月比で最も増加率が高かったのは「教育」で1,317円となった。

 また、前年同月比で見ると16職種中8職種が増加し、8職種の平均時給が減少した。「イベント・キャンペーン」の増加率が38.0%と最も高く、1,776円であった。一方、最も減少率が高かったのは「レジャー・アミューズメント」で10.5%減の1,083円であった。

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