地域活性化へ向けて デジタル化支援の連携協定書締結
中小企業等が経営課題を解決するためにデジタル化を進める動きを支援するため、碧海信用金庫を始めとする7つの企業が連携協定を締結すると発表した。
中小企業の課題解決に向けて
生産性向上やビジネスチャンスの拡大といった効果が見込まれる中小企業のデジタル化だが、さまざまな課題により滞っている企業も多い。そこで碧海信用金庫とIT6社が連携し、それぞれの強みを活かして課題を解決、デジタル化に向けた支援を行っていく。碧海信用金庫は取引先へのデジタルコンサルティングを、IT企業6社はそれぞれサービスとノウハウの提供を担う。
協定を締結する7社
■碧海信用金庫:理事長 山内 正幸
1950年創業、愛知県安城市に本店を置く地域金融機関。2021年4月にデジタル戦略部を新たに設けており、今後さらにデジタル支援に関するスキルを磨いて企業の活性化へと繋げていく。
■西日本電信電話株式会社 東海事業本部:取締役東海事業本部長 安部 真弘
1999年設立、本社所在地は大阪府大阪市。地域電気通信業務及びそれに附帯する業務に取り組む。ソーシャルICTパイオニアとして地域社会の発展に寄与していく。
■株式会社キャッチネットワーク:代表取締役社長 松永 光司
1991年設立、所在地は愛知県刈谷市。有線テレビジョン放送事業や電気通信事業を手掛ける。ICTの利活用促進、地域情報の収集及び発信でさらなる地域情報化を目指す。
■株式会社エフアンドエム:代表取締役社長 森中 一郎
1990年設立、大阪と東京に本社を置く。企業のバックオフィス業務において、クラウド化とペーパーレス化を推進するなど業務改善に寄与。連携によりますますの貢献を目指す。
■株式会社ネオキャリア:代表取締役社長 西澤 亮一
2000年設立、本社所在地は東京都新宿区。人材関連事業とテクノロジーを駆使した事業展開を行う。地域社会及び経済の活性化とSDGs達成へ向け、ステークホルダーとなる人たちとの協働を行っていく。
■株式会社ウォンツ:代表取締役社長 石川 清和
2002年に創立し、本社所在地は愛知県名古屋市。ハードウェアやファームウェア開発などを手掛ける先進技術企業として、ワンストップソリューションを提供。本連携協定においては、具体的なIT化の実現に向けた役割を担う。
■株式会社フューチャーイン:代表取締役社長 伊藤 利英
1987年設立、本社所在地は愛知県名古屋市。コンピュータと関連機器の販売や、各種システム・サービスの提供を手掛けている。本連携協定では企業のDX推進支援と、地域経済の成長、雇用維持及び拡大の実現に寄与する。
まとめ
地域企業の抱える課題を解決することは、地域社会においても課題解決と経済の発展へ繋がっていく。この協定は中小企業だけでなく、その地域に暮らす人々にとっても、心強い味方になってくれるのではないだろうか。
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