自社開発の仮想オフィスを活用した社内実証実験を実施
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区/取締役社長:竹田 広光)は、働き方改革を推進するにあたって、在宅勤務における課題を解決するため、社内標準コミュニケーションツールであるMicrosoft Teamsを活用した仮想オフィスを自社開発し、社内実証実験を5月10日から実施すると発表した。
本実証実験では、従業員のうち約400名を対象に施策やツールの有用性を検証。その結果を踏まえて全社に導入し、新しい働き方を実現することで従業員の幸福度向上を目指すとしている。
仮想オフィス開発の背景
日立ソリューションズ・クリエイトでは、2016年10月から自社の働き方改革に取り組んでいる。また、「従業員の幸福度向上」に向けた活動も展開している。
さらに、日立グループでは2020年4月から、コロナ禍においてすべてのステークホルダーの安全・健康を第一に考えて事業活動を継続。そして現在、在宅勤務活用を標準とした新しい働き方に向けた取り組みも推進している。
このような中、日立ソリューションズ・クリエイトが2020年11月に実施した『新しい働き方に向けた従業員サーベイ』での回答を分析。在宅勤務が持つプラスの効果を維持しつつマイナスとなっている課題を解決することで働きやすさを実現すべく、仮想オフィスを自社開発した。「360度パノラマビュー」と「ワークボード」の2つの画面でオンラインの利点を生かしながらコミュニケーションの向上を図る。
社内実証実験の概要
対象部門: 営業/SE/スタッフ部門
対象者:従業員のうち約400名(全従業員の約1割)
実施期間(予定):2021年5月10日~7月2日(約8週間)
検証項目:オンラインの利点追求、公私のメリハリ、コミュニケーション向上など
日立ソリューションズ・クリエイト
1976年に設立し、企業のベストソリューションパートナーとして新たな価値の創出に貢献している。事業内容は、システムの設計・構築・運用・保守・コンサルテーション、ソフトウェアパッケージの開発・販売など。
まとめ
テレワークの導入が促進される一方で、それゆえの新たな課題に悩まされる企業も少なくない。日立ソリューションズ・クリエイトが開発した仮想オフィスが、それらの課題にどのような効果をもたらすのか、実証実験の結果に注目したい。
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