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ものづくり系エンジニアのテレワーク率、担当業務フェーズにより大差

2021.11.24

株式会社メイテックが運営する「fabcross for エンジニア」は、東京圏の会社員4494人の男女を対象に「テレワーク実態調査」を実施した。

調査概要

調査期間:2021年8月16日~9月8日
調査対象:20~50 代の会社員 4494 人 (ものづくり系エンジニア 1352人、IT 系エンジニア 1878人、事務職系非エンジニア 1264人)
調査方法:インターネット調査
調査地域:東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)

レポート

レポート

・テレワークで仕事をしている会社員は62.3%、2020年5月の前回調査より12.7ポイント増加
・理想的なテレワーク実施頻度は、20~40代では週5日以上が多いのに対し、50代では週3日が理想
・ものづくり系エンジニアのテレワーク率は47.4%、IT系エンジニアは76.8%
・ものづくり系エンジニアのテレワーク率は担当業務フェーズによって大差(「企画構想」が最多の73.0%、「生産・製造」は24.2%)
・「テレワークの社内制度が整備されている」ものづくり系エンジニア、非エンジニアほぼ同数
・ものづくり系エンジニアの理想的なテレワークは、週に2~3日
・ものづくり系エンジニアの理想のテレワーク率も担当業務フェーズによって大差

ものづくり系エンジニア496人の実態調査

ここからは、「会社員 4494人のテレワーク実態調査」の中から、496人のものづくり系エンジニアのテレワーク実態調査をまとめた。

調査概要

調査期間:2021年9月17日(金)~9月24日(金) の 8日間
調査対象:20~50 代のものづくり系エンジニア 496人
調査方法:インターネット調査
調査地域:東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)

レポート

レポート

・2020年夏と比べて74.4%が「テレワーク実施率は上がっている」と回答
・テレワークでものづくり、生産・製造フェーズ担当エンジニアでも半数が「可能」
・70%以上がweb会議やリモートアクセスなど「業務のデジタル化が進んだ」と回答
・27.8%がCAEやEDAなど「シミュレーションツールの活用は進んだ」と回答
・ものづくり系エンジニア特有のテレワークで必要なツール「設計ツールのリモート利用」、「設計開発ツールの自宅利用に耐えるPCの用意」

まとめ

ものづくりの現場でも、自動化・電動化をはじめとする新たな技術開発が急がれている。今後は、担当業務フェーズごとで様々なツールが生まれ、その活用が拡がっていくのではないだろうか。

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