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OJTトレーナーと本音で話せていない新人の76%が入社後1年以内に退職を検討

2022.03.01

EDGE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:佐原資寛、以下EDGE)は、OJTの実態として新人の意識調査を実施した。

OJTの取り組みの現状

OJTの取り組みの現状

EDGEが行なった調査によると、”上司や指導係の先輩社員と定期的に実施する1対1の面談では気を遣うことなく本音で課題を相談できていますか?”という質問に対し、本音で相談できていると回答した人と比べ、本音で相談できていないと回答した人の、新卒入社後1年以内の退職検討率が約1.3倍ほど高くなることが明らかとなった。

また、”上司や指導係の先輩社員との面談において信頼関係が構築できると思う上司・指導係の先輩社員の振る舞いを全て選択してください”という質問に対しては、「あなた自身の話を聞いてくれること」「あなた自身が話終わるのを待ってから発言すること」「あなた自身の価値観や考えを理解しようとしてくれること」などが上位にあげられた。

”退職を検討した理由を教えてください”という質問の回答上位では「職場における人間関係」があげられており、新入社員とOJTトレーナーの間で信頼関係の構築ができていない様子が垣間見える。

適切なフォローを行い質の高いOJTの実現へ

適切なフォローを行い質の高いOJTの実現へ

信頼関係を構築するための要素を実際のOJTや指導の中に取り入れて実践し、心理的安全性を高めていくためには、OJTトレーナーに対し研修を通した理解促進と定着支援が必要となる。

これらの研修を設計・実施する際に意識すべきこととして、研修での学びをしっかりと明日からの行動変容につなげていくことが挙げられる。研修は、その学びを実際に行動に移し、現場で活用していかないと意味がない。

また一方で、研修で得た学びを行動変容につなげていき現場で実践していたとしても、マネジメント経験が少ない先輩社員がOJTトレーナーの場合、実際に新人との関わりの中で不安になるシーンは少なくない。ここでOJTトレーナーが抱える不安を放置してしまうと、新人・OJTトレーナー間での信頼関係の毀損はおろか、OJTトレーナーの自信の喪失にもつながり、OJTトレーナーの退職リスクにつながりかねない。

質の高いOJTの実現に向けて、研修での学びの定着状況や面談の実施の様子などをしっかり把握し、必要な時に適切なフォローが行えるような体制や仕組みを構築することが大切だ。

完全版調査レポート

下記のページより、上述の行動変容を促す研修設計のポイントやその他のアンケートへの回答状況等を記載した完全版レポートをダウンロードできる。

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まとめ

OJTの体制や仕組みについて見直しを検討しているのであれば、同社の調査レポートを参考にしてみてはいかがだろうか。

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