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【内定者意識調査】内定者の72%が「自分の能力」に不安と回答し「人間関係」への不安を上回る

2022.03.07

組織の人材開発を支援し、定額制のビジネス研修「Biz CAMPUS Basic」を提供する株式会社ラーニングエージェンシー(旧トーマツ イノベーション株式会社本社 東京都千代田区、代表取締役社長 眞﨑大輔、以下「LA」)は、2021 年 10 月 19 日~2021 年 11 月 30 日の期間で、2022 年度入社予定の内定者 743 人を対象に「内定者意識調査」を実施し、その結果を公表した。

背景

文部科学省が2021年3月に実施した「新型コロナウイルス感染症の影響による学生等の学生生活に関する調査」によれば、大学の授業が「オンラインがほとんど・すべてだった」と回答した学生は約6割に上った。対面での学習・体験や他者からのフィードバックを受ける機会が減少する一方、社会ではジョブ型雇用や早期退職、終身雇用が前提とならないなど、「実力主義」の傾向がある。そうした状況で内定者はどのような不安を感じ始めているのか、実態調査を行った。

75.4%の内定者が「不安、心配な気持ち」

75.4%の内定者が「不安、心配な気持ち」

これから社会人になるにあたって、内定者はどのような気持ちが強いかを複数回答(最大3個)で尋ねたところ、トップは昨年同様「不安、心配な気持ち(75.4%)」となった。2位「嬉しさ、楽しみな気持ち(57.0%)」、3位「期待感(41.7%)」も昨年の調査結果と同じようにトップ3を占めたものの、依然として不安な気持ちと33.7ポイントの差が残っている。

内定者の7割が 「自分の能力」に不安

内定者の7割が 「自分の能力」に不安

入社に向けて不安に感じていることを複数回答で尋ねた結果、多くの内定者が「自分の能力で仕事についていけるか(71.5%)」「しっかりと成果を出せるか(61.7%)」を選んだ。

内定期間中のサポート

内定期間中のサポート

内定期間中に会社に希望するサポートでは、「先輩社員との人間関係を築く機会がほしい(63.2%)」が昨年同様トップになるとともに4.1ポイント増加した。一方で、2位以降は昨年の結果から変化し、「他の内定者との人間関係を築く機会がほしい(51.8%)」が3.9ポイント減少。逆に「マナーや仕事の進め方など、社会人の基礎を教えてほしい(53.3%)」「業界の専門知識や専門スキルを教えてほしい(54.3%)」が、それぞれ2ポイント以上増加した。

調査概要

調査対象者 同社が提供する内定者向け研修の受講者(2022 年卒業予定)
調査時期 2021 年 10 月 19 日~2021 年 11 月 30 日
調査方法 Web・マークシート記入式でのアンケート調査
サンプル数 743 人

まとめ

会社としてチームビルディングや社員のスキルアップをしっかりサポートし、新入社員が安心して成長できる環境づくりの構築を進めてみてはいかがだろうか。

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