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「Carely」と「SmartHR」が協業によるシームレスなシステム連携を開始

2022.05.11

株式会社iCARE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田 洋太)が提供する健康管理システム「Carely(ケアリィ)」と、株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役:芹澤 雅人)が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」は協業契約を締結し、2022年5月10日よりシームレスなシステム連携を開始した。

協業の背景

「Carely」と「SmartHR」は、従業員の健康管理に関する人事・労務担当者の業務効率化を目的として、2019年3月にAPI連携を開始。その後も「SmartHR」導入企業はじめ、健康管理業務の負荷に課題をもつ人事・労務担当者の高まるニーズに応えるため、今回の協業に至った。両社の協力体制を強化することでシステム連携の利便性を向上させ、煩雑な従業員の健康管理業務のさらなる効率化を促進する。また、集約した従業員の健康データをもとに組織の健康状態を可視化することで、人材戦略策定におけるデータ活用も後押しする。

連携の概要

「SmartHR」の導入企業は「Carely」を利用することで、「SmartHR」に登録している従業員情報に基づき、健康診断の予約・受診状況や健診結果などを一元管理することができる。「Carely」の導入企業は「SmartHR」を利用することで、初期導入作業や毎月の従業員情報の更新作業を簡単に行うことができる。

さらに今回の開発により、堅牢なセキュリティを維持したまま「Carely」内に設置されたボタンからワンクリックで「SmartHR」の従業員情報とシームレスに同期することが可能になった。

クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について

「SmartHR」は雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。また、勤怠管理システムや給与計算システム等との連携により、様々なデータの一元管理も可能に。さらに、SmartHRに溜まった従業員データを活用した人材マネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進する。

健康管理システム「Carely」について

Carely(ケアリィ)は、企業に眠る健康データを⼀元管理することで、組織課題を解決する健康管理システム。少ないマンパワーでもミスなく効果的に使いこなせる設計で、健康診断のデジタル予約・ストレスの組織分析・ハイリスク者の予防措置がひとつのサービスで完結。健康経営・ウェルビーイングを⽬指す企業の基幹システムとして導⼊が進んでいる。

まとめ

両社が協力体制を強化することでシステム連携の利便性が向上し、煩雑な従業員の健康管理業務のさらなる効率化を促進することだろう。