オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

【Wevox】組織のカルチャーを可視化する新サービスを発表

2022.05.18

People Tech (テクノロジーによって人の可能性を拡げる)事業を展開する株式会社アトラエ(本社:東京都港区、 代表:新居佳英、東京証券取引所プライム市場:6194、以下 アトラエ)は、組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス 以下 Wevox)」にて、組織のカルチャーを可視化する新サービス「Wevox Organizational Culture(Wevox組織カルチャー)」の提供開始を発表した。

背景

これまで「Wevox」は、組織のエンゲージメントを可視化する「Wevox Engagement」をメインに提供してきた。リリースから5年で導入組織数は2,350以上、回答データ数は1億250万件を超え、同社は様々な組織と向き合う中で「組織課題の多くは組織カルチャーに起因する部分が多いのではないか」と感じている。先行き不透明な時代だからこそ、今後も組織カルチャーの重要性は高まるものと考えられる。

そこで「Wevox」は、株式会社アクション・デザイン代表取締役の加藤雅則氏、早稲田大学商学部の村瀬俊朗准教授との共同開発により組織カルチャーをサーベイで可視化できる「Wevox Organizational Culture(Wevox組織カルチャー)」の開発に至った。

組織カルチャーとは

企業や従業員が意識的または無意識的に共有している独特の価値観や企業規範、前提条件・ルール、それらに伴う言動やパーパスなどのこと。今日までの企業活動が組織カルチャーを形成していると言われている。チャールズ A. オライリー教授は、組織カルチャーの3階層モデル(図内右)の「人為的創造物」である行動パターン(行動様式)に着目し、行動を変えることで価値観が刷新されていくとしている。また、重要なことは、行動はマネジメント可能であり、経営者が変えられるとも説いている。

組織カルチャーは、コングルエンスモデル(図内左)の4つの基本要素の1つとされている。コングルエンスモデル(図内左)とは、組織を構成する基本要素で「KSF」「組織カルチャー」「公式の組織・仕組み」「人材」の4つが”フィット”している状態にあると、組織は機能し成果を生み出すことが可能になるという考えだ。

基本機能

1つの組織の中であっても、共通した組織カルチャーと事業部毎の異なる組織カルチャーが同居している。「Wevox Organizational Culture(Wevox組織カルチャー)」では、8つの因子で組織カルチャーをモデル化し、組織のカルチャーを見える化する。

また、組織カルチャーがどの組織階層で合意しているのか、どこで合意できていないのかといった『コンセンサスの可視化』機能も開発中だ。

まとめ

組織力向上は企業の成長に欠かせない重要なポイントとなる。自社でどのように取り組んでいくべきか、この機会に改めて検討してみてはいかがだろうか。