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「マイナビ2023年卒企業新卒採用活動調査」採用予定数を前年より「増やした」22.1%

2022.07.20

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、「2023年卒企業新卒採用活動調査」を発表した。

採用予定数の対前年比較

採用予定数の対前年比較

23年卒の採用予定数について、「前年並み」が最も高く、次いで「(前年より)増やした」の割合が前年比6.1pt増となった。採用予定数について、22年卒以降は「増やした」が2年連続で増加しており、採用意欲が回復していることがわかる。

採用充足率と課題

採用充足率と課題

6月時点の採用充足率が「5割以上」である企業は44.3%で、コロナ禍前である20年卒と同水準になった。採用活動における現時点での問題点は、「母集団(エントリー数)の不足」が前年比21.2pt増、「選考受験者数の不足」も前年比14.0pt増加した。

学生の印象と現時点での満足度

学生の印象と現時点での満足度

エントリーした学生の印象を聞いたところ、「前年と大体同じ印象」が最多だったが、「前年よりも採用したいと思う学生が少ない」は前年比9.1pt増となった。企業に「現時点での満足度の理由」を聞くと、採用したいと思う学生が少ない企業からは「適性・志望度は例年に比べ高くはない」「能力・自社マッチ度が充分な学生に内々定を出せていない」というコメントが見られた。

入社何年後に活躍することを期待しているか

入社何年後に活躍することを期待しているか

「23年卒として採用する人材が入社何年後に活躍することを期待しているか」を聞いたところ、「3年目」が45.7%で最多となった。また、3年目以降の割合を合計すると81.7%だった※3。

※3 「3年目(45.7%)」+「4~5年目(29.5%)」+「6~10年目(5.5%)」+「11年目以上(1.0%)」の合計

今後アピールすべきこと

今後アピールすべきこと

採用広報で今後アピールすべきと思う項目について、「SDGsに取り組んでいること」が1位となった。また、上場企業においては「ダイバーシティ&インクルージョンに取り組んでいること」は21.2%で非上場企業の6.4%を大きく上回った。

調査概要

調査期間/2022年6月3日(金)~6月20日(月)
調査方法/WEBフォームより回答
調査対象/採用・育成・組織戦略のヒントを掲載する情報メディア「HUMAN CAPITALサポネット」会員にメールマガジンにて案内、『マイナビ2023』利用企業担当者宛にメールマガジンにて案内、当社営業担当より各企業に案内
調査機関/自社調べ
有効回答数/3,176社(上場275社、非上場2,901社│製造1,262社、非製造1,914社)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合がある。

まとめ

23年卒採用活動の実態が明らかとなった本調査。今後の採用計画の参考にしてみてはいかがだろうか。