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約6割が「フルリモート」「居住地自由」は志望度上がると回答【2024年卒対象アンケート】

2022.09.02

株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「勤務スタイル」に関して調査した。就職活動において、「フルリモート」や「居住地自由」の企業は「志望度が上がる」と回答した学生が58.4%に上る結果となっている。

調査の背景

コロナ禍で「リモート会議」や「オンライン商談」が普及しフルリモートや居住地自由など、出社しない働き方を前提にする企業も出てきている。一方で、「オンライン」でのコミュニケーションが増えたことで、「リアル」の価値が見直され、オフィス回帰の動きも活発化している。「働く場所」「勤務スタイル」への注目が高まる中、これから就職活動をする2024年卒の学生は「リモートワーク」や「出社」などの働き方をどのように捉えているのか、アンケートを実施した。

「フルリモート」や「居住地自由」の企業は「志望度が上がる」6割

「フルリモート」や「居住地自由」の企業は「志望度が上がる」6割

就職活動において、「フルリモート」や「居住地自由」の企業は「志望度が上がる」と回答した学生が58.4%に上った。「現在は東京の大学に通っているものの、卒業後は地元に帰りたい」「住む場所が自由だと選択肢が増える」などの声が寄せられた。

「出社の機会がある」企業は「志望度が上がる」6割

「出社の機会がある」企業は「志望度が上がる」6割

就職活動において、「出社の機会がある」企業は「志望度が上がる」と回答した学生が、64.1%に達した。20代転職希望者が「『出社の機会』がある企業は志望度が上がる」と回答した割合を、15.5ポイント上回っており、社会人経験者よりも「出社したい」という意向が強いことが分かる。

「バーチャルオフィス」に「アバター」が出社する働き方

「バーチャルオフィス」に「アバター」が出社する働き方

「バーチャルオフィス」に「アバター」が出社する環境があったら「利用してみたい」と回答した学生が50.1%に上った。

調査概要

調査期間:2022年8月4日~8月25日
調査機関:株式会社学情
調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
有効回答数:387件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。

まとめ

調査の結果から、社会人経験者に比べると「出社したい」との意向が強いことがわかったものの、フルリモートや勤務地自由といった条件にも6割近い学生が「志望度が上がる」と回答した。学生らはどちらの勤務スタイルにもそれぞれメリットを感じているようだ。採用活動等の参考にして頂きたい。