日本企業の離職の実態 ―年齢・性別ごとの特徴が判明―

組織・人事コンサルティングファームであるセレクションアンドバリエーション株式会社(本社:東京都港区南青山、大阪市西区、名古屋市西区 / 代表取締役社長:平康慶浩)は、「令和3年における日本企業の離職の実態」を調査し、公表した。
調査結果概要
年齢階級別の離職率は、男女とも 44 歳までは年齢が低いほど離職率が高いことが分かった。最も離職率が高い 19 歳以下では、男性 33.6%、女性 36.0%と、3人に1人が離職している実態が判明した。
また、転職入職者が前職を辞めた理由について確認した結果、「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由に占める割合は、性別と年齢による違いが顕著であることが分かった。その割合は、男性では 24 歳以下と 40 歳~59 歳において高く 25 歳~39 歳において低いという V 字型の特徴を示す一方、女性では 59 歳まで年齢が上がるにつれて次第に高く なるという右肩上がりの特徴を示すことが明らかになった。
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調査概要
厚生労働省「令和3年雇用動向調査」より分析を実施。
セレクションアンドバリエーション株式会社について
「組織・人事領域」に特化した高い専門性を持つ人事コンサルティングファーム。東証一部上場企業から従業員数数十名規模の中小企業まで多様な業種、規模の企業に対して戦略実現と業績向上に資する変革を支援。企業の人事戦略策定、人事制度設計、人事制度運用、組織風土改善、その他経営幹部教育など、人と組織にかかる変革を促進している。
ミッション: 企業と個人の成長をあたりまえにする
会社名: セレクションアンドバリエーション株式会社
本社所在地: 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2-15 ウィン青山1403
事業内容: 組織・人事コンサルティング
設立: 2006年3月有限会社として設立(2011年6月株式会社化)
まとめ
人生 100 年時代が到来し、一つの会社に勤めあげることを当たり前と捉えていた従来の勤労観だけでなく、転職や多様な働き方を受け入れる勤労観も広まっている。同社が実施した、日本企業における離職に関する実態調査。自社での離職防止に向けた取り組みの参考にしてみてはいかがだろうか。