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【シニア世代の就業に関する意識調査】アンコールキャリアへの興味は約6割にのぼる

2022.10.11

求人検索エンジン「Indeed 」の日本法人であるIndeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大八木 紘之)は、10月の「高年齢者就業支援月間」を前に、「シニア世代の就業」に関する意識調査を行った。
※1: 本プレスリリース内におけるセカンドキャリアは、60代・70代以降のシニア期における働き方や仕事を指す。

シニア期(60代・70代以降)に働く意欲や必要性の有無

シニア期(60代・70代以降)に働く意欲や必要性の有無

50代〜70代の58.3%がシニア期も「働きたい」もしくは「働く必要がある」と感じている。年代が低いほど働く意欲や必要性を感じている割合は高く、50代で75.5%、60代で58.3%、70代で41.0%。現在就業している人は、雇用形態問わず約9割がシニア期も働き続ける意欲・必要性を持っている。

約6割がアンコールキャリアに興味あり

約6割がアンコールキャリアに興味あり

シニア期は「収入よりもやりがいや社会貢献を重視した仕事をした方がいい」と考える人は全体の58.0%、シニア期も働く意欲・必要性がある人の中では60.2%が該当。年代が上がるほどアンコールキャリアへの興味は高まり、50代で49.5%、60代で56.8%、70代で67.7%。

働く意欲・必要性と不安や課題

働く意欲・必要性と不安や課題

シニア期も働く意欲・必要性がある人のうち、92.7%が働くことについて不安や課題を抱えている。不安や課題で最も多かったのは「健康状態を維持できるか」次いで「働く気力を維持できるか」。

シニア期の働き方の検討

シニア期の働き方の検討

55.9%が、シニア期の働き方について具体的に検討・行動を始めている。検討・行動を始めたタイミングは、「60歳以降」が33.0%、「55歳~59歳」が31.0%、「50歳~54歳」が23.9%。22.6%は働き方について具体的に検討していない。理由の最多は、「年齢が理由で仕事が見つからなさそう」。

既にセカンドキャリアを歩んでいる人からのアドバイス

既にセカンドキャリアを歩んでいる人からのアドバイス

19.1%がセカンドキャリアを開始している。セカンドキャリア実践者の56.8%(全体の10.8%)が、現在の仕事にやりがいを感じており、アンコールキャリアを歩んでいる傾向がある。

セカンドキャリア実践者からの、これからシニア期の働き方を考える人へのアドバイスは、32.7%が「自分のスキル・能力を整理しておいた方が良い」で最多となった。

「シニア世代の就業」関する意識調査 概要

調査主体:Indeed Japan株式会社
調査対象:50代~70代、各世代の男女各300名(計1,800名)※世代、男女で均等割付
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年9月7日~9月8日

まとめ

これからシニアになる社員に向けて、今後のキャリアのためにまず何を考え、行動すればよいのかを示すことが大切だ。また、シニア世代であっても活躍できるような仕事やフレキシブルな働き方ができるような環境整備が求められていくだろう。