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【社会人の学びに関する調査】若手社会人の約7割が「学ぶ必要がある」と回答

2022.10.13

株式会社グロービス(東京都千代田区、代表取締役:堀義人)が提供する、ビジネスナレッジの定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」は、20‐34歳の若手社会人の学びに関する実態調査を実施した。

学びの必要性

学びの必要性

「社会人も学びの必要性を感じたことがありますか」という問いに対し、全体の69.1%が「学ぶ必要がある」という回答結果となった。一方、そのうち「必要な学びを実践できていない」は58.3%となった。

学びを実践できていない理由

学びを実践できていない理由

「学びを実践できていないと感じる理由」についての問いに対し、「時間がないから」「お金がないから」を除くと、「自分にとって必要な学びがわからない」が34.8%で最も多い結果となった。

また、その中で「現在の状態に、不安や焦りを感じるますか」という問いに対しては69.1%の方が焦りや不安を感じる結果になった。

気になっている学びの話題

気になっている学びの話題

「学びに関して気になった言葉」については、「学び直し」が28.3%で1位。次いで「リカレント教育」が18.4%で2位となった。

また、「学びに関する情報が多いことをどう思うか」という問いに対しては、「何を優先していいかがわかりづらい」が35.3%、「情報が多すぎて理解が追いつかない」が31.3%で、焦りが感じられる結果となった。

学びを「権利」と捉えている若手社会人が約6割

学びを「権利」と捉えている若手社会人が約6割

「学びを義務だと思うか、権利だと感じるか」という問いに対し、「権利」と回答した人が61.6%となった。学ぶ理由として目立った特徴は、「義務」と回答した方は、「権利」と回答した方と比較して、「自身の所属するチームや組織に貢献するため」が16.6ポイント、「世の中の役に立つため」が8.9ポイント上回るなど「世の中のため・周囲のため」に学ぶ傾向が見られた。「権利」と回答した方は「仕事でできることを増やすため」「教養を深めるため」という回答が多くなった。

調査概要

調査期間:2022年9月15日~2022年9月21日
調査対象:20歳~34歳の有職者(会社員・団体職員など) ※パート・アルバイトは除く
回答人数:750名
調査エリア:宮城・東京・愛知・大阪・福岡
調査方法:インターネットによるアンケート

まとめ

多くの若手社会人が「学ぶ必要性を感じているけれど、できていない」という実態が明らかになった。「自分にとって必要な学びがわからない」と感じている人も多いようだ。若手社員の学びをサポートする体制が、企業の成長へと繋がるのではないだろうか。