「システムトラブル発生時に管理者がいる」約6割【システム運用課題関連調査】

株式会社ニーズウェル(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:船津 浩三)は、従業員数1,000人以下の企業の決裁権限保持者を対象に、「システム運用の課題」に関する調査を実施した。
中小企業で導入されているシステム数

「現在、会社運営のために導入しているシステム(ツール)は何種類くらいですか?」と質問したところ、『1~2種類(35.4%)』『3~5種類(22.9%)』『6~10種類(8.0%)』『11~15種類(3.8%)』『16~20種類(1.5%)』『21種類以上(3.4%)』『使ってない(25.0%)』という回答結果になった。
直近でも4割以上の企業がシステムを導入

前の質問で『使っていない』以外を選択した回答者に、「直近3か月以内に導入された新しいシステムはありますか?」と質問したところ、『ある(16.7%)』『現在導入を計画中である(27.5%)』『ない(55.8%)』という回答結果になった。
続いて、前の質問で『ある』『現在導入を計画中である』を選択した回答者に、「どのようなシステムを導入しましたか(する予定ですか)?(複数回答可)」と質問したところ、『給与計算関連(35.1%)』の回答が最多となった。
4割がシステムトラブルを経験

「導入中のシステムにトラブルが起きたことはありますか?」と質問したところ、『ある(41.9%)』『ない(58.1%)』という回答結果に。
さらに、「システムトラブルが起きた際、管理を担う専任担当者は社内にいますか?」と質問したところ、『いる(60.6%)』『いない(39.4%)』という回答結果になった。
長引くと厄介なシステムトラブル、どんなサービスがあると良い?

最後に、「どのようなサービスがあれば利用したいと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『システムの運用、保守全般(42.2%)』と回答した方が最多となった。
調査概要:「システム運用の課題」に関する調査
【調査期間】2022年8月19日(金)~2022年8月20日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】従業員数1,000人以下の企業の決裁権限保持者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
まとめ
今回の調査で、企業が抱える「システム運用の課題」が明らかになった。担当社員がいないという企業ではアプリケーションの操作方法やPC入れ替えなども社内だけの対応では難しい場合もあるようだ。それゆえに、システムトラブルの対処よりも日常的なサポートを求める企業が多いのだろう。