個別原価管理システム『マネーフォワード クラウド個別原価』を提供開始

株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介)は、個別原価管理の効率化をクラウドで実現する『マネーフォワード クラウド個別原価』の提供を開始した。これにより、『マネーフォワード クラウドERP』の機能が個別原価管理領域に拡充され、プロジェクト管理から個別原価計算までを一気通貫して対応可能なERP(企業資源計画)を実現する。
概要

同社は、企業の成長にあわせて様々な領域のサービスを柔軟に活用できる、クラウド型ERP『マネーフォワード クラウドERP』を提供している。この度、『マネーフォワード クラウドERP』における業務領域を拡大し、新たに『マネーフォワード クラウド個別原価』の提供を開始した。
『マネーフォワード クラウド個別原価』は、プロジェクトの工数管理から個別原価計算までの原価管理業務をトータルでサポートする個別原価管理システムである。個別原価計算を行うために必要なプロジェクトの工数データをスピーディーかつ正確に収集できるだけでなく、間接費配賦の自動化により、月次決算を効率化する。また、リアルタイムで最新の原価情報を把握できるため、経営判断を迅速に行うことができる。
今後は、『マネーフォワード クラウド会計Plus』や、他社サービスとのAPI連携により、シームレスにプロジェクトに関わる労務費や外注費、経費等のすべての費用の取得が可能になる予定だ。
『マネーフォワード クラウド個別原価』の特長

■工数管理と原価計算の一体型により、工数データを早く正確に収集
現場担当者によるプロジェクトの工数管理と、経理担当者による個別原価計算をワンストップで行うことが可能。経理担当者は、個別原価計算に必要な工数データを収集する手間や負担を削減できる。入力された工数データは原価計算にそのまま利用できるため、工数データ収集から原価計算までのタイムラグをなくす。
■豊富な配賦基準の設定により、ワンクリックで配賦計算が可能
自社の運用に合わせて勘定科目ごとに配賦基準の設定が可能。プロジェクト工数や労働時間などから自動で配賦比率を算出して間接費の配賦計算を行う。
■『マネーフォワード クラウド会計Plus』との共通マスタでデータ連携
相互のサービスでプロジェクトの登録・編集・削除ができる。『マネーフォワード クラウド個別原価』でデータを更新することで『マネーフォワード クラウド会計Plus』にも自動で反映されるため、会計業務を効率化する。
まとめ
本システムの導入により、現場担当者によるプロジェクトの工数管理と、経理担当者による個別原価計算がワンストップで可能となれば、大幅な業務効率化が期待できるだろう。活用を検討してみては?