『HUEインボイス名寄せ』取引先の適格請求書発行事業者の登録状況を一括照合

株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:秦修、以下WAP)は、消費税インボイス制度の適格請求書発行事業者の登録番号が簡単に照合できる「HUEインボイス名寄せ」サービスを2023年3月1日から正式に提供開始した。このサービスは仕入れ先リストと国税庁が公開する登録事業者リストの間で、社名と住所をもとにデータを照合(名寄せ)し、自動で登録番号付きのリストを作成する。社名などの表記が部分一致でも照合できるのが特徴で、購入前に、無償評価版で最大1万件のデータを利用し、一致率を事前に検証することも可能だ。
「HUEインボイス名寄せ」について

HUEインボイス名寄せは、各企業が保有する仕入れ先リストに、国税庁が発行する適格事業者の登録番号を照合し、登録番号付きの仕入れ先リストを自動で作成するサービスである。
特徴①「正規化処理」で表記のゆれも吸収 最大95%の一致率も
WAPが無償公開しているオープンソースソフトウェア「Sudachi(スダチ)」の技術により、細かな表記の違い(表記のゆれ)があっても同じ言葉だと判断する正規化処理ができる。無償評価版を利用したある企業では、一致率95%を記録している。
特徴②実際のデータで事前に精度評価 購入後も1年間使い放題
HUEインボイス名寄せは、契約前に、実際のデータにて精度評価を実施し、一致率を確認することができる。費用対効果がどのくらい得られるかを事前に確認することで、購入後のギャップを防ぐことが可能だ。また、HUEインボイス名寄せは従量課金ではなく年単位の定額課金となっている。一年間いつでも番号を収集でき、回数やデータ件数の上限を気にする必要がない。
※無償評価版では一致率の事前確認を目的とするため、照合結果のデータは出力されない。出力には、有償版の購入が必要。
特徴③ITスキル問わず かんたん操作ですぐ利用
HUEインボイス名寄せは、アカウント発行後、仕入れ先リストのデータファイルをアップロードするだけで、自動的にマッチング処理が実施され、仕入れ先リストに登録番号が追記されたファイルが作成される。その後はファイルをダウンロードするのみ。利用者のITスキルを問わず利用できる。
まとめ
多くの企業は、仕入れ先が適格請求書発行事業者として登録済みかどうかの確認や登録番号の把握を進めていることだろう。自社の体制に合わせてツールを活用し、効率化を図ってみてはいかがだろうか。