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内定承諾書、約4割が「断る視野・とりあえず提出」で昨対11pt以上増

2023.04.11

株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、2024年卒業予定の学生を対象とした「2024年卒ブンナビ学生調査(2023年3月上旬実施)」の調査結果を発表した。

内定承諾連絡の拘束力、昨対比大幅減

「内定連絡を企業から受けた場合、どのくらいの意志を持つべきだと思うか」について、「必ず入社しなければいけない(100%入社するつもり)」「可能な限り入社しなければいけない(70~80%程度入社するつもり)」計52.4%と昨対比-8.0ptとなった。一方で「断る可能性も視野に入れて承諾できればいい(40~50%程度入社するつもり)」「とりあえず承諾しておけばいい(20~30%程度入社するつもり)」計47.6%と、内定承諾連絡の拘束力への認識は二分される形に。

内定承諾書の拘束力、2.5人に1人「断ることも視野に入れる」

「内定承諾書を企業に提出する際、どのくらいの意志を持つべきか」について、「断る可能性も視野に入れて提出できればいい」「とりあえず提出できればいい」計39.9%と、昨対比+11.5ptと大幅増。

6割超が大手志向

「就職先として大手企業にこだわるか」に対し、「大手しか考えていない」「できれば大手」計60.5%(前回比-3.1pt)で、昨対比+8.7ptと増加。「安定性」「給与/福利厚生」のほか、「転職時に有利」「大手は、新卒時が最も入りやすい(中小やベンチャーは転職でも入れる)」という意見も。

就活への不安・疑問・意見

就職活動で不安に感じる点、疑問に思っている事、知りたい事については、面接等の選考対策への不安のほか、活動方針や内定関係・活動終了についての悩みも寄せられた。

・早期化して周りが決まる中自分の精神状態を安定させることが難しい。
・内定が決まったが不安定な社会情勢の中でどのようなキャリアを描くのがいいのかが分からない。勉強であれば先生など利害なく教えてくれる人がいたが、キャリアや転職などはビジネスが絡んでくるイメージがある。どのように情報収集すべきなのかが知りたい。
・大手企業に務めたいと思ってとりあえず就活を進めているが内定がもらえなかった場合、どれくらいのタイミングで中堅・中小企業へのエントリーも行った方がいいのか。

2024年卒ブンナビ学生アンケート調査概要

調査名 :2023年3月上旬アンケート
調査対象 :2024年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生
調査期間 :開始:2023/3/1 ~ 終了:2023/3/12
調査方法 :Webアンケート
有効回答数:233件

調査結果詳細はこちら

まとめ

内定承諾連絡の拘束力が大幅に減少していることは明らかとなった。今後の採用活動の参考にしていただきたい。