オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

「ストレスについて」アンケート実施 発散法は「食べる」「寝る」など

2023.05.25

ナビットは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「ストレスについて」アンケートを実施した。

調査概要

調査期間:2023年4月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査

約3分の2が自分だけの方法でストレス発散

約3分の2が自分だけの方法でストレス発散

自分だけのストレス発散方法はありますか?という質問に「はい」63.5%、「いいえ」36.5%という結果になった。約3分の2に近い63.5%が自分だけの発散方法があることが分かった。

ストレス症状のトップは「イライラしやすい」

ストレス症状のトップは「イライラしやすい」

現れるストレス症状について複数回答可で質問したところ、回答数で最も多かったのは「イライラしやすい」21.9%となった。次いで多かったのは「気力がなくなる」14.2%、「睡眠不足」11.5%、「情緒不安定」10.7%など。

ストレス発散法は「食べる」「寝る」など

ストレス発散法は「食べる」「寝る」など

どうやってストレスを発散するかについては、総回答数(複数回答可)の13.8%が「食べる」と回答している。次に多いのが「寝る」12.1%、「映画・ドラマを観る」9.2%、「音楽を聴く」8.3%など。

やってみたい発散法は「旅行に行く」が最多

やってみたい発散法は「旅行に行く」が最多

やってみたいストレス発散法で一番多いのは「旅行に行く」で、28.5%。「運動する」12.7%、「歌う」7.1%などがこれに続いている。

ためないための心掛けは「考えすぎない」が一番

ストレスをためないための心掛けは何か、フリー回答で質問したところ、圧倒的に多かったのは「考えすぎない・気にしない」。そして「寝る」「我慢しない」「お酒」「好きなことする」「発散させる」「一人の時間をつくる」など。設問3と共通する回答も目立つようだ。

増えるストレスとストレスチェック

アンケートの回答者の中で働いている方も多いと思われるが、厚労省の「労働者健康状況調査」によると、「仕事や職業生活でストレスを感じている」労働者の割合は年々増えており、2012年は60.9%となった。この統計は2012年が最後になっているが、その後ストレスは増えこそすれ減りはしない環境が続いているのではないだろうか。

2015年には「労働安全衛生法」が改正されて、50人以上の労働者がいる事業所には「ストレスチェック制度」の実施が義務付けられた。

出典元【増えるストレス、企業にはチェック義務づけ】

まとめ

厚労省のサイトには事業所向けの「厚労省版ストレスチェック実施プログラム」がダウンロードできるようアップされており、個人向けにも「5分でできる職場のストレスチェック」が公開されている。活用してみてはいかがだろうか。