DE&I推進のための包括的支援サービス提供開始【KPMGコンサルティング】
KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(以下、DE&I)推進のための包括的支援サービス」の提供を開始したことを発表した。
提供開始の背景
社会環境が大きく変化し価値観の多様化が進むなか、企業においてもこれらの変化に対応しながら持続的に成長していくことが求められている。そのためには、多様な人材を受け入れ、その能力を最大限に発揮できる環境を整備していく必要がある。人的資本の重要性が世界的に高まっており、喫緊の課題として多くの企業が制度・施策の整備を進めているものの、全社の巻き込みや従業員の意識に働きかけるための具体的な推進方法が見出せていないといった課題に直面しているのが現状だ。
このような状況を受け、KPMGコンサルティングは、従来の戦略・体制づくりといったハード面に加え、変革推進のためのインクルーシブな風土作りやコミュニケーション戦略といったソフト面も重視した、DE&I推進のための包括的な支援サービスの提供を開始した。
DE&I推進のためのアプローチ
本サービスでは、DE&I推進のドライバーを「見える化と診断」「DE&I推進の戦略・体制づくり」「変革推進支援」「コミュニケーション戦略支援」の4つと捉え、それぞれの領域における推進活動を支援する。
<見える化と診断>
定量・定性的な側面から、ダイバーシティの重要課題と現状の立ち位置を見える化。DE&Iおよび組織風土診断の実施や、インタビュー、ディスカッションによる課題・Quick Winの特定、ダイバーシティ指標・賃金格差の分析、他社ベンチマーク・事例の提供を行う。
<DE&I推進の戦略・体制づくり>
DE&I責任者・ボードメンバーを巻き込み、経営層へのワークショップの実施などを通じて、DE&Iの戦略・ビジョン、推進戦略を策定し、経営層のコミットメント・賛同を得た上でDE&I推進体制の構築を行う。
<変革推進支援>
インクルーシブな風土づくりとダイバーシティ、エクイティの推進に向けた各種プログラムを策定し、導入を支援する。
<コミュニケーション戦略支援>
社内外に向けたコミュニケーション戦略を策定し、実行を支援。社内外レポートの作成、情報開示の支援も行う。
まとめ
多様な人材が活躍できる組織づくりの重要性が増す中、自社でどのように推進していくべきか、明確に打ち出せていない企業も多いのではないだろうか。同社が発表したような、支援サービスの活用も検討してみては?