新入社員とOJTトレーナーの1年間を分析『自己成長力支援サービス』 2022年度 年間レポート

人材育成データ・機械学習技術等を活用した、社会人向け教育サービスの提供を行うアルー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:落合文四郎、証券コード:7043)は、「『自己成長力支援サービス』2022年度 年間レポート」を発行した。
『自己成長力支援サービス』の概要
『自己成長力支援サービス』は、配属後の新入社員の自律的・継続的な成長を促進することを目的としたWebサービスで、オンボーディング・サーベイによって新入社員の成長度合いやフォローの必要性を可視化する機能と、OJTトレーナーによる個別指導を支援する機能の2つを備えている。新入社員とOJTトレーナーはそれぞれ成長測定項目ごとの設問に対して回答し、OJTトレーナーはその結果を踏まえて新入社員に対して個別面談を実施。新入社員とOJTトレーナーは配属後の6月から翌年3月まで月1回のペースで、この流れを繰り返す。
このように回答→確認→対話を繰り返すことによって『自己成長力支援サービス』は、新入社員に対し、設問に回答することで自身を振り返ることを、OJTトレーナーに対しては、設問への回答と面談によって新入社員の成長により深く関わることを促し、新入社員の成長を支援する。
本レポートの概要

本レポートは企業の新入社員育成施策検討材料になりうることから、同社は、2022年度新入社員の結果分析だけでなく2021年度新入社員の結果とのデータ比較も行った。
<分析対象>
2022年度に『自己成長力支援サービス』を利用した新入社員およびOJTトレーナー
1877組の回答結果((2022年6月~2023年3月、毎月1回実施)
新入社員の1年間の成長プロセス

■新入社員が能力的に成長するには、その土台として、精神的成長と自己成長力が必要
■精神的成長、自己成長力、および能力的成長の項目別成長プロセスと、それらをまとめた全体像から、フォローアップ研修の実施時期に応じて研修テーマの焦点や比重を変えることが必要であるといえる
モチベーションの観点からみた新入社員育成の1年間

■成長実感と働きがいについての設問に対する回答からフォロー対象者の出現率に、2021年度との大きな変化は見られない
OJTの実施状況の観点からみた新入社員育成の1年間

■OJTの実施状況に対する、トレーナーの自己評価と新入社員側からの評価の年間推移から、両者間に認識ギャップが存在することが分かる
まとめ
1800組以上の新入社員とOJTトレーナーの年間レポートが公開された。今後の新入社員育成の参考にしてみてはいかがだろうか。