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バックオフィス分野のDXに寄与 DATAFLUCTとセゾン情報システムズ業務提携

2023.09.11
オフィスのミカタ編集部

データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村隼人、以下DATAFLUCT)と、株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:葉山誠、以下セゾン情報システムズ)は、2023年9月6日より、DATAFLUCTの「AirLake」とセゾン情報システムズの日本発iPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)「HULFT Square」の連携を発表した。

連携で意思決定までのサイクルを短縮可能に

非構造化データを誰でも使えるデータに変換できる「AirLake」とDX実現に必要なデータ活用するためのデータ準備や連携を支援する「HULFT Square」の連携を開始した。連携によって、データ活用に要する手間と時間が削減される。また「社内情報をダッシュボードで共有したい」といった判断に必要なデータ活用のアウトプットを迅速に得られるため、意思決定をより早くすることも可能だ。

カスタマーサポートや法務にも 活用例

今回の連携により、カスタマーサポートや法務などあらゆる分野で業務のDX化が可能だ。
どの分野でも「HULFT Square」でデータ収集や連携、「AirLake API」で内容の構造化と情報抽出を行っている。以下では部門ごとの活用法について紹介する。

■カスタマーサポート
・クレーム情報やアンケート情報の収集(HULFT Square)
・内容を構造化し、統計分析や苦情分類などお客様の声を解析(AirLake API)
・ツールに自動連携(HULFT Square)

■開発部門
・収集作業と目視チェックが必要なメルマガや法規制、公開情報などを収集(HULFT Square)
・内容を構造化し、自社の開発に必要となるキーワード、固有表現を抽出(AirLake API)
・抽出結果をプロジェクト管理ツールに連携、ChatGPTなどのインタフェースを通じて問い合わせできるように(HULFT Square)

■セールス部門
・蓄積される商談音声ファイルや提案書を収集(HULFT Square)
・内容を構造化し、商談内容や提案金額、ネクストアクションなどの情報を抽出(AirLake API)
・ツールに自動連携(HULFT Square)

■法務部門
・オンプレミス、もしくは Box等のストレージに部門ごとにバラバラに格納されている契約書や広告文書を収集(HULFT Square)
・ 契約分析(電子帳簿保存法改正に伴う検索要件の抽出など)や景表法、薬機法観点のチェック(AirLake API)
・チェック結果をオンプレミスやBoxに戻したり、他の文書管理サービスに連携(HULFT Square)

まとめ

今後導入されるインボイス制度や電子帳簿保存法で、バックオフィス業務のDX対応が急務となっている。法令に対応するためのDXではなく、今回の連携を機にバックオフィス全体のDX化について考えたい。