健康管理業務を一括代行|中堅・中小企業における従業員の健康管理に関する課題解決をサポート
株式会社ベルシステム24(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:野田 俊介)と、クラウド型健康管理システム「Growbase」を提供するウェルネス・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松田 泰秀、)は、健康経営を推進する中で従業員の健康管理に課題を抱える中堅・中小企業向けに、従業員の健康情報をデジタル化し、健康管理業務をまとめて運用代行する「中堅・中小企業向け健康管理業務一括代行サービス」の提供を開始した。
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健康管理業務に課題を抱える中堅・中小企業をサポート
労働人口の減少による人員不足や長時間労働、テレワークやオンライン会議といった働き方の多様化、また職場の人間関係の悩みやハラスメントなど、企業の従業員を取り巻く環境や組織が抱える問題は変化している。
経済産業省の認定制度である「健康経営優良法人」の認定状況によると、2022年度に申請した法人約17,000社のうち、14,000社以上が中小規模法人である。生産性や業績、企業価値などの向上に加え、人材定着や採用面にも良い影響を与えることから、中堅・中小企業でも従業員の健康管理を経営的な課題と捉えて取り組む動きが加速している。
また、従業員が50名以上の法人では、労働安全衛生法により、健康経営の基盤となる産業保健の取り組みに関わる産業医の選任やストレスチェック、定期健康診断結果報告書の提出などが義務となっている。しかし、中堅・中小企業においては、健康管理業務の負荷軽減やデジタル化に課題があり、なかなか進まないのが現状だ。
このような課題解決に向け、従業員数50~1,000名以下の中堅・中小企業に向けて、企業の健康管理業務をまとめて運用代行するBPOサービスとして本サービスを開発・提供する。
サービス概要
本サービスは、健康経営を推進する企業に向けて、業務プロセス設計・運用フローの構築からシステム導入支援・運用までを行う一括運用代行サービス。
「Growbaseネクスト」は、健康診断結果、ストレチェック結果、労働時間、各種面談記録などの健康情報をデジタル化し、一元管理することが可能。本サービスでは、さらに従業員マスタの登録・更新や、健康診断の結果収集、ストレスチェックの実施案内、要面談者の抽出及び面談調整などの煩雑な健康管理業務を一括代行する。
企業内に専門人材が不在でも、ベルシステム24内の労働安全衛生法対応経験者や保健師などの有資格者が伴走し、産業保健や健康経営に関する施策の立案・実行を支援する。
まとめ
中堅・中小企業においては、人事・労務部門や健康保険組合の担当者が健康管理業務を兼務していることが多く、業務負荷の軽減やデジタル化が課題となっている。健康経営は人的資本経営に欠かせない取り組みでもある。効率化を実現し、積極的に取り組んでいくことが肝要だろう。