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PR戦略におけるインフルエンサー活用の効果と課題が判明 PRIZMA調査

2025.04.02

株式会社PRIZMAは、インフルエンサーを事業プロモーションに活用したことがあるBtoC業界の企業担当者を対象に「【2025年版】インフルエンサーPRの実態調査」を実施。今やマーケティング戦略に欠かせないとも言われるインフルエンサーPRだが、その効果や課題は業界ごとに異なるとして、実態を明らかにした。

調査概要

調査テーマ:【2025年版】インフルエンサーPRの実態調査
調査期間:2025年3月25日~3月26日
調査方法:PRIZMAが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査対象:インフルエンサーを事業プロモーションに活用したことがあるBtoC業界の企業担当者
調査人数:507人
モニター提供元:PRIZMAリサーチ
出典元:【2025年版】インフルエンサーPRの実態調査 業界別インフルエンサーPRの最新実態(株式会社PRIZMA)

業界別インフルエンサー活用の目的

業界別インフルエンサー活用の目的

本調査ではまずはじめに、インフルエンサーの活用理由について質問。『EC・小売業界』では「広告クリエイティブの素材(20.1%)」「LP(記事)への活用(18.8%)」「企業名・サービスや商品の認知拡大(10.9%)」「販促活動に使用するため(10.9%)」などが上位に並んでいる。

一方で『エンタメ・メディア業界』では「自社オリジナルコンテンツの拡充(22.1%)」が最も高く『教育・オンライン講座』や『不動産・住宅』では「競合との差別化(21.1%・17.7%)」が上位にランクイン。さらに『美容・健康・フィットネス』では「認知拡大(20.7%)」「自社オリジナルコンテンツの拡充(19.0%)」が目立つなど、業界ごとの違いが明らかになった。

なお、選定時に重視した基準について尋ねる項目では「商品やサービスとの親和性(35.1%)」が最も多く、次いで「フォロワー数(28.4%)」「費用(19.1%)」「インフルエンサーのインサイト(13.8%)」が続く結果となったことが報告されている。

インフルエンサーPRの効果と活用術

インフルエンサーPRの効果と活用術

続いて本調査では、具体的にインフルエンサーをどのように活用したのかを探るため、プロモーションを実施した媒体について質問。その結果、業界によって異なる選定傾向がみられたという。

まず『EC・小売業界』では「Instagram(23.5%)」と「YouTube(18.6%)」の比率が高く、視覚的な訴求が重視されている様子がうかがえる。『旅行・観光・ホテル業界』も同様に「YouTube(23.3%)」と「Instagram(24.1%)」が上位を占めたという。

一方で『エンタメ・メディア(27.6%)業界』『不動産・住宅(26.9%)業界』『その他(26.0%)業界』においては「YouTube」の活用が最も高く、長尺で伝える媒体が好まれているようだ。

また『エンタメ・メディア(22.1%)業界』『その他(22.0%)業界』では「X(旧Twitter)」も高い使用率を示しており、速報性や拡散力が活かされていることが明らかになった。

なお、起用したインフルエンサーのフォロワー数については「5万人~10万人未満(30.8%)」「10万人~50万人未満(24.5%)」「1万人~5万人未満(20.9%)」「1万人未満(13.6%)」との回答割合が示されている。

インフルエンサーPR成功のカギは?

インフルエンサーPR成功のカギは?

さらに本調査では、インフルエンサーPRの結果について教えてくださいと質問。約7割が「とてもうまくいった(18.7%)」「ややうまくいった(55.8%)」と回答したという。

一方で「あまりうまくいかなかった(20.7%)」「まったくうまくいかなかった(4.7%)」という回答も一定数みられており、一部の企業では思うように成果が出せていない実態もあるようだ。

続いて本調査ではインフルエンサーPRの運用面や成果に関して「大変だった(課題がある)と感じたことを教えてください」と質問。「認知はされたが購買につながらなかった(31.6%)」「工数がかかる(25.6%)」「意図と違う投稿内容になってしまった(24.1%)」「思ったより拡散されなかった(21.1%)」との回答が寄せられたという。

同社はこの結果から、インフルエンサー施策においては「認知と購買のギャップ」や「投稿内容のコントロール」が大きな課題になっていると分析。投稿内容やクリエイティブ面において、事前のコミュニケーションと合意形成の重要性を指摘した。

まとめ

消費者のSNS利用場面が増加し、インフルエンサーPRはマーケティング戦略において重要な施策のひとつとなっている。本調査ではインフルエンサーPRにおいて、市場特性やターゲット層に応じた戦略的なアプローチがいかに重要であるかが示唆された。そのカギを握るのが、インフルエンサー選定の基準や事前のコミュニケーションと言えるだろう。

本調査では約7割がインフルエンサーPRで成功したと回答しており、適切な戦略を取ることで効果的なプロモーションにつながることが明らかになった。本調査結果も参考に、今後のインフルエンサー活用について検討してみてはいかがだろうか。