掲載希望の方 オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

従業員のSNS利用「社内ルールなし」約7割 TDB調査

2026.05.26

株式会社帝国データバンク(以下:TDB)は、従業員個人のSNS投稿に関して、企業の「社会的信用を毀損する恐れのある発信を制限する社内ルール」の整備状況について、企業へアンケート調査を実施した。


調査概要

調査期間:2026年5月8日~5月12日
調査方法:インターネット調査
有効回答企業:1355社
出典元:SNS投稿に関する社内ルールの整備状況アンケート(2026年5月)(株式会社帝国データバンク)

SNSに関する社内ルールが「ある」は2割

SNSに関する社内ルールが「ある」は2割

TDBはまずはじめに、自社の従業員が個人として利用するSNSにおいて、社内情報の投稿など「企業の社会的信用を毀損する恐れのある発信を制限する社内ルール」の有無を質問。その結果「ルールがある」と回答した企業は23.2%と、2割程度にとどまった。

「ルールはないが、検討中(36.8%)」「ルールを設ける予定はない(32.0%)」を合わせると7割近くの企業で、ルールが未整備であることがわかった。

規模別にみると「大企業」では半数(50.5%)の企業で「ルールがある」と回答した。一方で「小規模企業」では9.8%と、1割を下回ったという。また「ルールを設ける予定はない」では「小規模企業(43.0%)」で4割を超えているが「大企業(17.2%)」は1割台にとどまったこともわかった。

業界別では、一般消費者との接点が多い「サービス(27.9%)」において、ルールを策定している企業の割合が高い傾向がみられている。

まとめ

従業員のSNS利用が日常化する一方で、企業の約7割が投稿に関する社内ルールを整備できていない実態が明らかになった。特に小規模企業では未整備の割合が高く、今後も整備する予定がないという企業が4割を超えている。情報漏えいや炎上リスクへの対応が「個人任せ」になっている可能性が改めて示唆された。

一方で、一般消費者との接点が多い業界では、企業ブランドや信用維持の観点からルール整備が進みつつある傾向もみられた。

SNSが普及した今、従業員のSNSリテラシーを高める教育体制の整備の重要性が増している。情報セキュリティやコンプライアンス研修の強化に加え、SNS利用方針の明文化や相談体制の整備を進め、リスク管理と従業員の発信活動の両立を図りたい。