20代正社員の3割が「上司の遠慮・過度な気遣い」を実感 ジェイック調査
株式会社ジェイックは、提供する就職支援サービスを利用して正社員就職した20歳~29歳を対象に「上司の遠慮に関する意識調査」に関するアンケート調査を実施した。
調査概要
調査名称:「上司に遠慮されていると感じていること」に関するアンケート調査
調査対象:株式会社ジェイックの就職支援サービスを利用して正社員就職した20~29歳の方
調査機関:株式会社ジェイック調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2026年1月9日~5月12日
回答者数:238名
出典元:20代正社員に「上司の遠慮に関する意識調査」を実施(株式会社ジェイック)
上司の『遠慮』『過度な気遣い』若手の約7割が感じる
本調査では「上司があなたに対して『遠慮している』『過度に気を使っている』と感じることはありますか?」との質問の「ある(頻繁にある:2.9%/時々ある:30.7%)」と回答した人が3割を超えている。
「率直なコミュニケーション」を要望
上司が自分に対して「遠慮している」「過度に気を使っている」と感じる場面については「ミスや間違いを指摘するとき:51.3%」「自分のプライベートなことを聞くとき:27.5%」「業務外の会話(雑談など)を持ちかけるとき:26.3%」が上位に挙げられた。
また、上司からの「遠慮」や「過度な気遣い」が「ある」と回答した人のうち「上司に『過度に遠慮しないコミュニケーション』を望みますか?」との質問に「はい」と回答する人は70.0%と過半数を占めた。
その理由としては「自身の成長・スキル向上への危機感」や「業務の円滑化・生産性の向上と『遠回し』への違和感」「信頼関係の構築・心の距離感への不満」などが挙がっている。
まとめ
近年はハラスメントへの配慮や世代間ギャップへの意識の高まりから、管理職が若手社員への指導をためらうケースも少なくない。しかし今回の調査では「厳しくしないこと」が必ずしも若手社員の満足につながるわけではなく、適切なフィードバックや率直な対話を求める声が多いことが示された。
こうした中、管理職向けのコミュニケーション研修や1on1面談の運用支援を通じて「遠慮しない」と「配慮がない」の違いを理解できる環境づくりを進める必要がありそうだ。また、若手社員が安心して意見を伝えられる仕組みや相談窓口を整備することも重要だろう。人材不足が続く中、若手の早期離職防止や成長支援は企業の競争力に直結する。適切なフィードバック文化を醸成し、世代を超えた信頼関係を築ける組織づくりに取り組みたい。











