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若手の「本当の退職理由」1190件の相談データを解析 アクシス調査

2026.06.08

転職支援・キャリア支援事業を展開するアクシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:末永雄大)は、自社のキャリア相談サービスに寄せられた1190件の最新データと現場での聞き取りをもとに、若手社員が連休明けに退職を決意する背景と「上司のNG行動10選」を公開した。4月の入社から1カ月が経過する5月は、新卒1年目を中心とする20代前半の退職相談が急増する時期であることから、その実態を探った。

調査概要

調査対象:同社キャリア相談サービスへの問い合わせ(18〜24歳)
分析対象件数:1190件
調査方法:実際のキャリア相談において、退職理由やキャリアの悩みが具体的に記載されていたテキストデータを抽出し、独自分類・集計
出典元:【プレスリリース】Z世代の退職代行急増と「上司のNG行動10選」を公開(アクシス株式会社)
※記載の割合は有効回答数を分母として算出しており、1件の相談につき複数の退職理由が含まれるケースがあるため、合計値は100%にならない

1190件の相談データから見えた「若手の本当の退職理由」

1190件の相談データから見えた「若手の本当の退職理由」

同社が18〜24歳の若手社員からの相談データを集計した結果、退職理由の1位は「やりがい・成長実感がない(30%)」。2位の「精神的・体力的な疲労(15%)」の2倍にのぼった。

以下「入社前ギャップ/聞いてた話と違う(11%)」「給料が低い/生活が厳しい(10%)」「営業職への嫌悪/ノルマがしんどい(9%)」が1割前後で続き、6位以下には「人間関係・パワハラ(8%)」「長時間労働(7%)」「会社の将来性不安(6%)」「別業界への挑戦(5%)」「ライフイベント(4%)」という順位となった。

同社はこれらの結果を受けて、上司のNG行動10選を公開。Z世代を中心とした若手社員が重視する「タイパ(タイムパフォーマンス)」や「市場価値」そして自ら成長環境を求めるキャリア自律の考え方と、上司の「旧来のマネジメント」に大きなズレが生じている、と指摘している。

まとめ

若手人材の定着は採用難が続く中小企業にとって重要な経営課題だ。本調査からは、給与や労働時間だけでなく「成長できている実感」や「将来のキャリアが見えること」が離職防止のカギであることがうかがえる。

企業としては、入社時の説明と実際の業務内容の整合性を高めるほか、定期的な1on1やキャリア面談の仕組みづくり、研修機会の提供などを通じて若手社員の成長支援を強化したい。

また、管理職向けのマネジメント研修を実施し、世代間ギャップへの理解を深めることも有効だろう。退職代行利用の増加が話題となる中、離職の兆候を早期に把握し、対話を通じて不安や不満を解消できる組織づくりに取り組みたい。