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心理的安全性の向上「1on1」より「雑談」が効果的 IKUSA調査

2026.07.06
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株式会社IKUSA(本社:東京都豊島区、代表取締役:赤坂大樹)は、一般社員400名を対象に「職場のリーダーシップ、1on1、心理的安全性に関する実態調査」を実施。職場の心理的安全性を高める施策として「日頃の雑談」が最も支持され「1on1(面談)」を大きく上回ったことを報告した。

調査概要

調査名:職場のリーダーシップ、1on1、心理的安全性に関する実態調査
調査時期:2026年5月
調査対象:一般社員
有効回答数:400名
調査方法:インターネット調査
出典元:「職場のリーダーシップ、1on1、心理的安全性に関する実態調査」の結果を公表(株式会社IKUSA)
※構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある
※心理的安全性を高める施策・低くなる場面(Q10・Q11)は複数回答

心理的安全性向上には「制度」より「日常の雑談」

心理的安全性向上には「制度」より「日常の雑談」

本調査では、心理的安全性を高める施策として「日頃の雑談(45.0%)」が最も多く挙げられており、次いで「失敗の共有文化(26.5%)」「1on1(面談)(23.3%)」が続く結果となった。制度として導入されることの多い1on1よりも、日々の何気ないコミュニケーションの方が効果的といえる。

また、職場で本音を言えるか尋ねる項目では「言いにくい(17.0%)」「全く言えない(13.5%)」と、合わせて30.5%が「本音を言えない」と回答。制度が整っていても、普段から気軽に会話できる関係性がなければ、心理的安全性は十分に高まらない実態がうかがえる。

ミス報告への不安やリーダーの「関わり方」が課題に

ミス報告への不安やリーダーの「関わり方」が課題に

心理的安全性が低いと感じる場面では「ミス・失敗を報告するとき(35.0%)」「反対意見を伝えるとき(29.3%)」が上位に。評価への不安や人間関係への配慮から、本来共有すべき情報を伝えにくい状況が生じていることが示された。

続いて、理想のリーダー像をたずねた項目では「チームワーク重視型(35.5%)」「伴走型(30.0%)」が「指示型(21.8%)」を上回った。

さらに、リーダーに求めるスキルとしては「決断力(78.0%)」が最多だったものの「公平さ(43.8%)」や「コーチング力(39.0%)」も上位に挙がっている。部下との「信頼関係を築くマネジメント」への期待が高まっていることがわかった。

まとめ

心理的安全性を高めるには1on1などの制度だけでなく、日頃の雑談や失敗を受け止める文化といった日常的なコミュニケーションが重要であることが明らかになった。また、約3割の社員が本音をいいにくいと感じており、特にミスや失敗を報告する場面では心理的な負担が大きい実態も浮き彫りとなっている。

1on1の実施回数や制度の有無だけを評価するのではなく、管理職が部下と気軽に対話できる時間を確保し、失敗を責めずに共有できる職場風土を醸成することが重要だろう。

管理職向けのコミュニケーション研修やコーチング研修に加え、部署内で自然な交流が生まれる仕組みづくりの支援の重要性が可視化された、本調査。制度と職場文化の両面から心理的安全性を高めることで、意見や課題を早期に共有できる組織づくりにつなげていきたい。