業務時間外の連絡「内容を確認し状況次第で返信」約4割 LASSIC調査
株式会社LASSIC(本社:東京都港区、本店:鳥取県鳥取市、代表取締役社長:若山幸司)が運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワーク・リモートワーク経験者1000人を対象に「テレワーク中の業務時間外連絡に関する調査」を実施した。業務時間外に上司やチームから連絡を受けた際の対応は「内容を確認し、状況に応じて時間外でも返信する」が最多となった一方、年代や勤務形態によって対応に違いがみられたという。
調査概要
調査名:テレリモ総研「テレワーク中の業務時間外連絡に関する調査」
調査時期:2026年5月27日〜6月2日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女
有効回答数:n=1000
出典元:テレワーク中の業務時間外連絡に関する調査(株式会社LASSIC)
業務時間外の連絡「状況に応じて対応」が最多
業務時間外の連絡への対応は「内容を確認し、状況に応じて時間外でも返信する(37.7%)」が最多だった。
「通知は受信するが、原則翌営業日まで対応しない(16.4%)」「通知をオフにし、緊急時を除き一切確認しない(13.7%)」が続いている。「業務時間外に業務連絡が来ない仕組みになっている」と回答した人は8.9%にとどまった。
業務時間外でも「状況に応じて返信」が最多 40代で4割超
年代別では「状況に応じて時間外でも返信する」とした割合が20代では28.7%だった。対して、40代は41.4%と12.7ポイント高く、年代間で最も大きな差がみられた。
一方「通知をオフにし、緊急時を除き一切確認しない」は20代が17.7%で最も高く、若年層ほど勤務時間と私生活の境界を明確にしたい意識がうかがえる結果となった。
男女別では大きな差はみられず「通知をオフにし、緊急時を除き一切確認しない」が女性15.7%、男性11.9%と女性が3.8ポイント高かった以外は、各項目ともほぼ同水準だった。
ハイブリッド勤務は「翌営業日に対応」が最多
勤務形態別では、フルリモート勤務で「状況に応じて時間外でも返信する」が40.3%と最も高く、ハイブリッド勤務38.4%、フル出社35.9%と続いた。
一方で「通知は受信するが、原則翌営業日まで対応しない」はハイブリッド勤務が19.1%で最も高く、フル出社(14.5%)、フルリモート勤務(12.2%)を上回る結果に。
また「業務時間外に業務連絡が来ない仕組みになっている」はフル出社13.5%に対し、ハイブリッド勤務は4.6%と8.9ポイントの差があった。勤務形態によって、業務時間外の連絡ルールや運用に違いがあることが示された。
まとめ
本調査では、業務時間外の連絡に対して「状況に応じて返信する」という柔軟な対応が最も一般的である一方、年代や勤務形態によって働き方への考え方や行動に違いがあることが明らかになった。特に20代では通知をオフにする割合が高く、40代では時間外でも対応する割合が高いなど、世代間の意識差もみられている。
また、ハイブリッド勤務では翌営業日まで対応を控える人が多い一方「時間外連絡が来ない仕組み」が整っている割合は低く、制度と実態のギャップもうかがえる調査結果であった。
従業員の負担軽減やエンゲージメント維持の観点から、時間外連絡に関するルールの明確化や運用の見直しに加え、勤務形態や世代ごとの実態を踏まえたコミュニケーション設計が重要となりそうだ。連絡手段や緊急時の対応基準を整理し、誰もが安心して働ける環境づくりにつなげていきたい。













