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【第2回】いまさら聞けない総務のあれこれ!? シリーズ~原状回復ってどんなルールなの?~

2019.08.01
金 英範(きむ ひでのり)

 前回の第1回では工事区分(A工事、B工事、C工事)の基本的な理解ができました。今回はその流れに沿って、総務として知っておくべき原状回復の基本的な常識を整理します。

【第1回コラム】
https://officenomikata.jp/column/10521/

 まずは工事区分でいうと原則B,C工事は原状回復の対象です。一般的に賃貸住宅でも理解されているとおり原状回復とは一言で言えば「入居時の状態へ戻すこと」です。ただ注意が必要なのは、住宅の場合とオフィスの場合は多少考え方が違う点です。
 住宅の場合は一般的には自然劣化や摩耗などによる償却には原状復旧義務はなく、例えば壁への傷は修理する必要あるが、自然劣化はそのままで放って退去して良いのが通常ですね。

 一方でオフィスに関しては契約によって多少は違いますが、基本的には貸事務所における床、壁、天井、照明の交換、鉄部の塗装などの原状回復費用は自然損耗かどうか関係なく、すべて借主負担となります。
 これは、住宅と異なり、借りる方によって、事務所は使い方がまったくわからないため、原状回復費用を借主負担とする考え方があるからです。

 C工事に関しては、具体的には「床から天井まで」綺麗にし、間仕切り壁はすべて取っ払い残った壁へきれいな壁紙を貼り直す、、くらいにざっくり理解していれば総務としては十分です。

 ただ実際には天井内に追加した空調機、床下の配線や分岐回路などC工事の対象であったものはすべて原状回復義務の範疇となります。
アクセスフロア上のカーペットは特殊なものを利用しない限り...

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