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経理担当者へ朗報!入金消込作業・ 債権回収業務が自動化・省力化できる時代へ

2019.01.17
オフィスのミカタ編集部
株式会社アール・アンド・エー・シー 代表取締役社長 高山 知泰 氏
株式会社アール・アンド・エー・シー 代表取締役社長 高山 知泰 氏

経理担当者にとって、月末の入金消込・債権回収管理は非常に気を遣う作業だ。多くの工程と、手作業での入金作業には多数の人材と、膨大な時間がかかる。そんな大変な作業が自動化・省力化できるサービスがあるのをご存じだろうか? 利用ユーザーの90% 以上が「導入してよかった」と答えた入金消込・債権回収管理サービスとはどんなサービスなのだろうか?

ハイリスクで手間の掛かる入金消込業務・債権回収 管理も次のフェーズへ

「入金消込業務・債権回収管理分野のIT化は、完全にガラパゴス化していました」と語る、株式会社アール・アンド・エー・シー(以下、R&AC)の代表取締役社長 高山 知泰氏。同社は入金消込・債権回収管理の専門特化型システムを提供する国内でも珍しいIT企業である。

「私は会計事務所勤務を経て、会計システムベンダーを経験してから起業しました。起業前から、経理業務の中でも入金管理や売掛債権の消込管理については、世の中に出回っている製品が非常に少ないと思っていました。企業にとってお金の受取と支払、どちらがシビアかというと、これは当然、支払の方です。100万円請求されたのに80万円しか払わなかったら大問題です。だからシステム化しようという意識になりやすい。かつ通常、取引のイニシアチブは払う側にあって、自分たちのルールでシステムを作れるので定型化しやすい。なので、システムによる合理化は比較的容易にできてしまうんですよ」

入金のシステムはずっと「後回し」にされてきた

株式会社アール・アンド・エー・シー 代表取締役社長 高山 知泰 氏
株式会社アール・アンド・エー・シー 代表取締役社長 高山 知泰 氏

「ところが、入金のシステムはまるで逆です。請求した分を1件1件管理しなくても、『お金が入っていればいいや』という中小企業は、実は少なくありません。いろいろな業務管理システムがある中で、入金業務のシステム化は最も後回しにされてきたんです」

 それをいち早く問題視したのが、R&ACだ。

「当初弊社は、業務系システムの導入コンサルティングからスタートをしたのですが、入金業務に関して多くの現場で課題に直面しました。特に消込作業はやり方によって非常に非効率な作業になるケースが多く、優秀な社員がそういった非効率な作業に駆り出されてしまっているという現実がありました。確認作業に膨大な時間をかけて残業が増え、同時に『絶対に間違えられない』という心理的な負担、また督促間違いによる顧客からの信用低下など、知らず知らずのうちに企業として体力を奪われている、という問題も目立ちました。最初は市場の既存システムを顧客に活用しようと思ったのですが、機能的に実務に耐えられないものや、逆に大掛かりすぎて周辺システムを入れ替えないといけないような、帯に短しタスキに長しというシステム製品しか存在しませんでした。そこで、高機能でどんな会社でも耐えられて、簡単に導入できるものがあれば、この非効率な状況を打破できるのでは?と思ったのがきっかけです」

 ここから、R&ACは入金消込・債権回収管理システムに専門特化したIT会社として歩み始める。

カスタムメイドからクラウドに展開するまでに

「当初は既存製品の『Victory-ONE』を基に、導入をプロジェクト化し、業務コンサルティングを絡めた支援を行い、顧客ごとのカスタマイズ要望にも対応したやや大掛かりなサービスを提供しておりました。導入した企業では合理化が大幅に進み、毎月20時間かかっていた入金消込作業が5分で終わるようになった、という事例もあります。浮いた時間で別の仕事にも取り組めますし、作業工程や人件費の削減にもなる。何よりも手作業で行うことへのリスクヘッジにもなりました。しかしカスタムメイドはコストが掛かり、ある程度の企業規模がないと、特に入金システムにお金を掛けることは難しい。そのため、次は『中小企業でも使えるものを』と考えました」

 そこで、R&ACではこれまでの導入実績によるノウハウを活かし、中小企業でも使えるクラウドサービス『V-ONECloud』の提供を開始した。

「企業向け業務システムの業界は、ここ数年で、オンプレミス型といわれる社内サーバーへシステムを導入するスタイルから、インターネットを通じてサービスを利用するクラウド型へと提供形態が変化してきました。私たちはその時流に乗り、クラウド型のサービス提供を開始しました。既存の『Victory-ONE』同様、入金消込から債権管理・督促業務までの一気通貫が可能で、しかも低コストですぐに始められる。各ベンダーの会計システムや販売システムにも対応しているので、既存のシステムを変更することなく、導入障壁が非常に少ないです」

 入金消込作業や債権回収管理の効率化が進化したもう一つの理由として、高山氏は働き方改革についても触れた。

目に見えて合理化。だから導入を検討する

「働き方改革の普及により、各企業は業務効率化、残業削減に取り組んでいます。会計・販売・支払といった業務システムはすでに何十年もかけて進化してきており、多大なコストを掛けて入れ替えてをしても、合理化はそれほど進まないと予想できます。一方、入金消込作業や債権回収管理はまだまだ合理化の余地が大きいと、どの企業も気づき始めています。『V-ONECloud』を導入することで、今まで手作業で行っていた入金消込作業や債権回収管理が省力化され、業務効率の大幅な向上につながり、ひいては働き方改革にもつながります。お客様から、目に見えて合理化しました、とお声をいただけると私達もやりがいを感じます」

 クラウドとはいえ、大手企業が認めるシステムを月に数万円で中小企業に提供するのには、高山氏のある思いがあった。

「リリース当初、お問い合わせをいただくのは大手企業が多かったです。弊社では今でも中堅から大手企業を対象に、プロジェクト化して個別に導入していく部署はあります。ただ、日本経済への貢献度って、伸びしろのことを考えると、大手企業だけではなく、成長を志して頑張っている中小規模の企業の方が、実は高いんです。それを考えると、中小・大手にかかわらず、やっぱり成長意欲の高い会社を応援したいじゃないですか」

 高山氏が目指しているのは、日本経済すべてを活性化し、応援すること。目指すところの高さがうかがえる。

 リスクヘッジもできて時間も削減できる入金消込・債権回収管理特化型のシステム。それが月額数万円で導入できるのだとしたら、利用しない理由はないのではないだろうか。

<導入事例>

1. 入金消込業務の84%を自動化
2. 作業時間が3分の1に激減
3. 20名で行っていた作業が3名で対応可能に

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