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【サービス比較】おすすめの経理アウトソーシング7選。メリットや選び方

2022.10.25
オフィスのミカタ編集部

複雑で手間のかかる経理業務を代行してくれる「経理アウトソーシング」。導入検討時に、「経理業務のアウトソーシング先を比較したい」「選び方を知りたい」と考える担当者もいるだろう。今回は、経理アウトソーシングの概要やおすすめの経理アウトソーシング7選と、比較する際のポイントを解説する。

目次

●経理アウトソーシングとは、企業の経理業務を代行するサービス
●経理業務をアウトソーシングするメリット
●経理アウトソーシングの選び方。比較ポイントとは?
●【比較】おすすめの経理アウトソーシング7選
●まとめ

経理アウトソーシングとは、企業の経理業務を代行するサービス

経理アウトソーシングとは、会社経営において重要な経理業務を代行するサービスだ。経理業務は請求や支払い業務、決算業務など業務内容が多岐に渡る。さらに、業務内容が複雑であるため人や時間など多くのリソースが必要になることから、「業務負担が大きい」「本来行うべき業務に集中できない」といった課題を抱える企業も多い。

従来、経理業務は企業活動におけるお金を管理する業務であるため、アウトソーシングには向かない業務だと考えられていた。しかし近年は、業務品質が評価されており業務課題の解決にも役立つことから、経理業務をアウトソーシングする企業が増えている。

関連記事:『経理とは?業務内容や必要なスキルを紹介』
関連記事:『経理アウトソーシングで経理業務の手間を省く。導入の注意点とおすすめのサービスを紹介』

経理業務をアウトソーシングするメリット

経理業務をアウトソーシングすると、どのようなメリットが得られるのだろうか。

業務の効率化
経理は業務量が多く手間や時間がかかる業務だが、利益を生む業務ではないため、経理業務を行っているだけでは会社の成長は望めない。小さな企業の場合、主となる業務と経理業務を兼任している場合もあるが、経理業務に時間を取られることで、本来の業務に専念することができないケースもある。しかし、経理業務をアウトソーシングすれば、利益を生むためのコア業務など主業務に集中することができるため、業務の効率化が期待できる

また、担当者の進捗状況をクラウド上で把握することができるため、いつ・誰が・どのような作業を行っているかを可視化でき、業務の把握がしやすくなるというメリットもある。

属人化の防止
業務の進め方や進捗状況などについて特定の社員しか知り得ていない状況である「属人化」を防止することができる点もメリットだ。経理業務を経理担当者に一任している場合、担当者が休んだり退職したりすることで経理業務が滞ることもある。そういったリスクを減らし、経理業務を安定させたい場合は、アウトソーシングを導入することがおすすめだ。

コスト削減
経理担当者を育成するためには、多くの時間とコストがかかる。しかし、アウトソーシングを利用すれば、プロの人材に業務を依頼できるため、採用や教育にかかるコストを抑えられる。また、必要最低限の人数で業務を行えるため、人件費の削減にもつながる

経理アウトソーシングの選び方。比較ポイントとは?

【H2】経理アウトソーシングの選び方。比較ポイントとは?
経理アウトソーシング先は、どのようなポイントに注意して選べばよいのだろうか。ここでは、選定時の比較ポイントを解説する。

対応する業務の範囲
まずは、アウトソーシング先が対応してくれる業務範囲を確認することがポイントだ。経理業務には、領収書や請求書の作成・管理から給与計算、資産管理などさまざまな業務がある。委託する内容は、経理業務の全て、または一部の業務のみから選択できるため、どの業務をアウトソーシングするのかを事前に検討し、依頼先がそれに対応しているかどうかを比較することが大切だ。

業務の品質
比較ポイントとして、アウトソーシング先の業務品質も重要となる。安心して業務を委託するために、公認会計士や税理士などの専門家が在籍しているかを事前に確認しておこう。経理のプロである公認会計士などが監督していれば、高品質の成果物が納品されるだろう。

対応の柔軟性や迅速性
柔軟かつスピーディーな対応が可能かどうかも、アウトソーシング先を比較する際のポイントとなる。現在の経営状況だけでなく、会社の成長に合わせて取引や社員の増減などにも対応をしてくれる委託先を選ぶのがおすすめだ。また、業務に取り掛かるタイミングや作業スピードも比較材料の一つとなる。

さらに、依頼方法にはアウトソーシング先の担当者が自社で業務を行う「派遣型」、Webでデータを共有し、担当者がリモートで業務を行う「リモート型」の2つのタイプがあることも把握しておくとよいだろう。情報量が多い場合や細かい点まで共有しておきたい場合などは、常駐で対応してくれる派遣型の方が効率がよいケースもある。

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【比較】経理アウトソーシングのおすすめ7選

おすすめの経理アウトソーシングを7選紹介する。自社に適したサービスを比較・検討する際の判断材料として欲しい。

Remoba経理|株式会社Enigol 
「Remoba経理」は、専属のコンサルタントとオンラインプロワーカーに任せることで、経理業務を効率化できるサービスだ。自社で使用している販売管理ソフトや労務ソフトと連携し、会計業務以外の業務も効率化が可能。クラウド上にデータを置くため、いつでもどこでも業務の進捗状況を確認できる。まずは、気軽に資料請求や見積り依頼を行ってみてはいかがだろう。

公式HP:『Remoba経理』

NOC経理アウトソーシング|NOC経理アウトソーシング&コンサルティング株式会社
「NOC経理アウトソーシング」は、30年以上の実績があり、1,000人を超える管理系アウトソーシングスタッフが在籍するアウトソーシングサービスだ。経理業務はもちろんのこと、財務コンサルや業務コンサル、請求業務の完全データ化サービスなど、幅広い業務をサポートしてくれる。

さらには、経理のプロフェッショナル人材の紹介・派遣サービスも利用可能。アウトソーシングに関する相談や問い合わせについて、電話やメールで対応してくれる。

公式HP:『NOC経理アウトソーシング』

メリービズ|メリービズ株式会社
プロ経理スタッフがオンライン上で特別専属チームを組み、安定した経理業務を提供してくれる「メリービズ」。規模や業種を問わず、自社に合わせたフルカスタマイズのサービスを提供してくれる。

経費精算や各種帳票の仕訳入力をはじめとした、あらゆる会計・経理業務に対応。さらに、さまざまな他社ソフトに対応していることも特長だ。料金についてはは企業に合わせてカスタマイズするため、まずは見積もりを依頼してみるとよいだろう。

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関連記事:『今こそ「人」から始める 経理DXのためのアウトソーシング』

CASTER BIZ|株式会社キャスター
経理業務だけでなく、秘書・営業事務・人事・クリエイティブ・翻訳などさまざまな業務に対応している「CasterBiz」。導入企業は3,000社以上と実績豊富で、社内のDX化を推進することができる。

料金プランは、「BASIC」「LONG」「CUSTOMIZE」の3タイプから依頼内容により選択可能。オプションを追加すれば、経験豊富なコンシェルジュが導入をサポートしてくれるのも特長だ。

公式HP:『CASTER BIZ』

NTTビジネスアソシエ|株式会社 エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ東日本
「NTTビジネスアソシエ」は、経理伝票作成などの日常業務の悩みを解決してくれる経理アウトソーシング・代行サービスだ。製造業や建設業、サービス業や官公庁など、さまざまな業種で導入されている。

作業工程の中から希望に合わせてパーツごとに委託する「オーダーメイド型」を採用。自社の現行業務フローを受け継いだ作業も可能だ。料金についてはサービスの対応範囲により異なるため、一度相談してみるとよいだろう。

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LIXIL住生活ソリューション|株式会社LIXIL住生活ソリューション
LIXILグループ33年の実績に基づき、経理アウトソーシングを提供する「LIXIL住生活ソリューション」。訪問型と在宅型のアウトソーシングを提供している。

仕訳登録業務・立替経費精算業務・売掛金管理業務などを任せることが可能。自社で使用している会計ソフトやワークフローに沿って作業を行ってくれる。

公式HP:『LIXIL住生活ソリューション 経理アウトソーシング・経理業務請負の経理事務センター』

HELP YOU|株式会社ニット
「HELP YOU」は、優秀なアシスタントがチームで業務をサポートしてくれるオンラインアウトソーシングサービス。継続利用率は98%と顧客満足度の高さがうかがえる。専属の担当者が業務の運用を行い、コア業務に集中する環境を作れる。

バックオフィス業務に特価したサービス、より専門性の高い価値を提供するサービスの2つがあり、任せたい業務内容により2つのサービスを組み合わせることも可能だ。

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まとめ

経理アウトソーシングを導入すれば、業務を効率化し、利益を生むコア業務に注力できるなどのメリットがある。経理アウトソーシング先は、対応する業務範囲や業務の品質などを比較し、自社に適したサービスを選ぶと失敗が少ないだろう。

本記事で紹介したおすすめの経理アウトソーシング7社も参考にしていただき、自社の抱える経理業務の課題解決のために、サービスの導入を検討してみてはいかがだろう。

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