「10連休 預け先無し 金も無し」~第3回「オリックス 働くパパママ川柳」入賞作品決定!~
オリックス株式会社(本社:東京都港区)は、第3回「オリックス 働くパパママ川柳」の入賞作品(19作品)を発表。大賞 は、「10連休 預け先無し 金も無し」に決定した。
■働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常をテーマに
オリックスは2019年1月11日から2月12日まで、働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常をテーマとする第3回「オリックス 働くパパママ川柳」を公募した。今回より「じぃじばぁば目線賞」を新設したことから、3世代での子育てに奮闘している作品など、日本全国、幅広い世代から、約1カ月間で5万4,261句の作品が応募された。
■年代別の応募作品数
■男女の応募作品数
第3回「オリックス 働くパパママ川柳」には、5万4,261作品が寄せられた。特に総作品数のおよそ半数が30代と40代で、女性からの応募が約6割を占めていた。また、今回より「じぃじばぁば目線賞」を新設したことで60代以上の応募も増加し、より幅広い世代から応募がきた。
■受賞作品
大賞(1句)
・10連休 預け先無し 金も無し みんママ(36歳・女性/長崎県)
パパ目線賞(3句)
・お尻拭き 社では上司の 尻拭い SKかぴさん(38歳・男性/神奈川県)
・こどもたち パパで遊んで ママで寝る だんな(31歳・男性/神奈川県)
・テレワーク 親子で参加 web会議 さすけ(40歳・男性/東京都)
ママ目線賞(3句)
・「ママ元気?」 AIしのぐ 感知力 とるまりん(30歳・女性/新潟県)
・繁忙期 麺・麺・丼・丼・麺・丼・丼 高知ぜよ(40歳・女性/高知県)
・育休を 取った旦那に 手が掛かる てんとうむし(35歳・女性/東京都)
子ども目線賞(1句)
・お年玉 買いたいものは パパの時間 姫(9歳・女性/東京都)
じぃじばぁば目線賞(1句)
・いだてんか 保育所向かう 嫁の足 セイチャン(70歳・女性/大阪府)
優秀賞(10句)
・お疲れさま AIだけが 誉めてくれ レインボーパパ(46歳・男性/和歌山県)
・アロマより 癒されるのは 子の匂い 怪傑もぐり33世(48歳・男性/神奈川県)
・静けさや やっと眠った 天使撮る パパパ(36歳・男性/神奈川県)
・インフルよ せめてママだけ 避けてくれ こうちゃんかいくん(42歳・女性/千葉県)
・「起きなさい!」 子に言う振りで 実はパパ しょこちん(27歳・女性/愛知県)
・ポイポイと 靴落とす君 シンデレラ ママ鉄(30歳・女性/大阪府)
・たまにはね 家事の有休 使いたい ヒリー(28歳・女性/神奈川県)
・100年を 孫とローンと 同居する 春爺(77歳・男性/静岡県)
・孫育て 昭和の知恵も 遠くなり ミーコばあ(78歳・女性/岩手県)
・5年生 ぼくもはたらく かぞくです ユウキ(11歳・男性/福岡県)
大賞には、今年ならではの「10連休」というフレーズで時代を映し、働くパパとママの世相に対するリアルな心情をうまく取り入れながらも、ユーモラスに伝える一句が選ばれた。
「オリックス 働くパパママ川柳」は、多様な視点から生まれた応募作品を通して、仕事や家族との向き合い方について前向きに考えるきっかけを、これからも提供していく。
■特別審査員のメッセージ
・「10連休」などのフレーズに、時代が反映されていると感じました。そして、回を重ねるごとに素直な心情が読み取れる作品が増えてきています。川柳にはいろいろなアプローチがありますが、実感や本音が込められた作品には力があります。「オリックス 働くパパママ川柳」を通じて川柳の17音の世界を、これからも多くの人に楽しんでほしいです。尾藤 川柳氏(川柳公論社 主宰)
・自虐や皮肉が生む笑い、ささやかな幸せがもたらす家族の温もりなど、バラエティー豊かな作品が多数寄せられました。共感できる作品がたくさんあり、多様な働き方についても知ることができ、気づきを得る機会にもなりました。家族と一緒に楽しみながら、作品を振り返りたいと思います。田中 裕二氏(タレント「爆笑問題」)
・今年はパパの育児参加が具体的に思い浮かぶような作品が増えたように感じます。共働きも少しずつ変わってきているという印象を受けました。また、日々の不満や罪悪感を上手に笑いに変えている作品も目立ちました。川柳には前向きになるパワーがあります。多忙な毎日を送っている働くパパママはぜひ、入賞作品を読んで元気をもらってください。浜田 敬子氏(Business Insider Japan統括編集長)
■「オリックス 働くパパママ川柳」概要
・テーマ
働きながらの子育ては、パパもママも朝から晩までフル稼働。慌ただしい毎日だからこそ生まれる感謝の気持ちや、笑いのネタ、ちょっとグチってみたいことを17音の川柳で自由に表現してください。
・応募方法
郵便はがき、インターネット(パソコン・スマートフォン)
・応募期間
2019年1月11日~2月12日
・選考
「オリックス 働くパパママ川柳」運営事務局、特別審査員
〈特別審査員〉
尾藤 川柳氏(川柳公論社 主宰)
田中 裕二氏(タレント「爆笑問題」)
浜田 敬子氏(Business Insider Japan統括編集長)
■まとめ
大賞は、過去最長となるゴールデンウィークに関しての川柳だった。また入賞作品には「テレワーク」を題材にしたものもあり、時代がよく反映された川柳が集まった。運営事務局は「日々のグチや自虐ネタをユーモアで笑いにし、多様な視点から応募作品を通して、仕事や家族との向き合い方について、前向きに考えるきっかけづくりになれたらよい」と考えているようだ。