経営管理プラットフォーム「KUROTEN.」をoverflow社へ提供開始
エキサイト株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:西條晋一、以下「エキサイト」)は、株式会社overflow(代表取締役:鈴木 裕斗・田中 慎、以下「overflow社」)が、経営の意思決定をサポートする経営管理プラットフォーム「KUROTEN.(クロテン)」を導入し、運用を開始したことを発表した。
KUROTEN.とは
TOBによる経営陣の刷新後、わずか3ヶ月で4期連続赤字を脱却、黒字転換を果たした、エキサイト自身のノウハウにもとづく、管理会計領域のサービスである。数字の集計から事業部とのコミュニケーション、経営の意思決定に至るまで、管理会計業務は、属人的かつ労働集約的な側面が多く残り、形骸化もしやすい領域だ。KUROTEN.では、テクノロジーを活用して作業工数を軽減するとともに、重要指標のモニタリングと視覚化を可能にし、見通し管理をよりタイムリーで確実なものとする。
overflow社による導入の背景
overflow社は、プロダクト開発人材の複業転職プラットフォームOffers(オファーズ)を運営している。Offers はこれまで累計350社、利用者数は1万人を超えるユーザーに利用されるサービスで、採用実績件数は直近1年で前年比328%を超え、急速に成長を続けている企業だ。
しかしながらoverflow社では、以前はGoogleスプレッドシートを用いて予実管理を行っていたため、担当者独自のシートが展開されることが多く、その結果、他の人が見なくなる等の属人的な管理方法に課題を抱えていた。
今後の組織拡大、成長を見越して、上記の課題を解決できるサービスを摸索していた。
KUROTEN.の導入を決めた理由
overflow社がKUROTEN.の導入を決めた理由は、下記の3点。
1. Googleスプレッドシートやエクセルのように、属人的なシートが展開されることがなく、一定の共通フォーマットにて、関係者が安定して予実管理を行うことができること
2. 営業のヨミや人件費の見通しなど、引き続きGoogleスプレッドシートで管理する情報について、GoogleスプレッドシートからKUROTEN.へデータ連携が可能であること
3. 非財務データをKUROTEN.のBIレポートへ取り込むことことで、管理会計のデータと非財務データを組み合わせて分析を行うことができること
まとめ
本サービスを活用することで属人的な管理会計の脱却と、経営指標の可視化が可能となる。導入を検討してみてはいかがだろうか。