産業別に見る 日本企業の就労条件の実態【セレクションアンドバリエーション株式会社】
組織・人事コンサルティングファームであるセレクションアンドバリエーション株式会社(本社:東京都港区南青山、大阪市西区、名古屋市西区 / 代表取締役社長:平康慶浩)は、「産業別に見る 日本企業の就労条件の実態」を調査し、公表した。
調査の背景
昨今、COVID-19 の感染拡大が追い風となり、働き方の変化が加速している。リモートワークや時短勤務を導入する企業は年々増加しており、多様なワークスタイルが可能となっている。このような背景を受け、セレクションアンドバリエーションは、令和 3 年就労条件総合調査をもとに、16 種類の産業における就労条件の実態について調査した。
調査結果概要
調査の結果、個人の業務分担ができる産業種や、24 時間の稼働が求められ一企業あたりの人数が多いインフラ業において、フレックスタイム制が採用されやすいことが分かった。
「電気・ガス・熱供給・水道業」、「情報通信業」において、フレックスタイ ム制を採用している企業割合と、平均年次有給休暇の取得率はどちらも高い傾向がある。一方で、「宿泊業 , 飲食サービス業」においては、いずれのパーセンテージも16種類の産業中、最も低いことが判明した。
労働費用総額と有給取得日数の関連性を調べたところ、労働費用総額が高い産業では、有給取得日数が多い傾向にあることが判明。産業種によって労働費用総額は 2.85 倍、 有給取得日数は 1.96 倍もの差が生じていることが明らかになった。
セレクションアンドバリエーションの各種サーベイの強み
企業と個人の成長を支援するセレクションアンドバリエーションは、企業が掲げる事業計画達成に向けて人事戦略の策定から人事制度の構築、スキルやモチベーション向上のための人材育成の支援に至るまで、様々な研修・教育サービスを提供。組織力向上を実現するための、企業の状況に応じてカスタマイズ可能なマネジメントアセスメント(多面 評価)とエンゲージメントサーベイ(組織風土調査)も展開している。
調査概要
厚生労働省「令和3年就労条件総合調査」より分析を実施
調査レポート「産業別に見る 日本企業の就労条件の実態」
会社概要
ミッション: 企業と個人の成長をあたりまえにする
会社名: セレクションアンドバリエーション株式会社
本社所在地: 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2-15 ウィン青山1403
事業内容: 組織・人事コンサルティング
設立: 2006年3月有限会社として設立(2011年6月株式会社化)
まとめ
産業別に見る、日本企業の就労条件の実態が明らかとなった。調査レポートにはより詳細な結果が紹介されている。参考にしてみてはいかがだろうか。