20代は給料、30代は柔軟な働き方、40代は正社員を求める傾向

株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、女性638名を対象に「転職活動」についてアンケートを実施した。
どんなサービスを使って転職活動をしているか(したことがあるか)

1位「転職サイト」86.5%、2位「転職エージェント」50.4%、3位「ハローワーク」49.3%となった。
年代別に見てみると、20代・30代の「転職エージェント」の利用率が高く、40代は「ハローワーク」が61.0%と高い結果となっている。
転職したいと思った理由は?

転職したいと思った理由について尋ねると、1位「年収アップしたい」54.2%、2位「仕事内容が不満」39.6%、3位「人間関係をよくしたい」29.3%となった。
年代別では、「家事・育児との両立」「リモートで働きたい」については30代の回答が目立つ結果となった。「残業時間が多い」は20代・30代に目立っており、若い年代が仕事に全力投球するも長い目で考えた時に、続けていけるのか不安になる心理が推察される。
会社選びで重視することは?

会社選びで重視することは、1位「給料・待遇が魅力的」73.2%、2位「仕事内容が魅力的」58.0%、3位「希望の勤務地」45.6%となった。
年代別では、トップ2は全体と同じものの、「柔軟な働き方(リモートワーク、時短など)」が30代で3位と他の年代より高くなっており、ここでも子育て中の人が多いことによる影響が推察される。
行きたい会社が見つかった場合の情報収集

求人情報を見る以外に行う情報収集としては、1位「企業のHPを見る」84.5%、2位「企業の口コミサイトを見る」77.0%となっており、この2つは大多数の人が行っていることがわかった。
面接の準備

面接対策については、1位「転職サイトの面接対策ページを確認する」66.3%、2位「インターネットで面接対策を検索する」64.1%となっており、6割以上の人が行っていることがわかった。
企業からの連絡、無視したことはある?

書類選考に通過し、企業から面接日程の調整連絡が来たのに、無視したこと(返信しなかったこと)はあるかどうか尋ねたところ、全体では10.6%の人が「ある」と回答した。
調査内容:第57回「年代で違う?転職活動」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2022年8月25日~9月5日
・有効回答数:638名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
・出典:女の転職type
調査結果詳細はこちら
まとめ
転職活動に関する女性の考えが明らかとなった本調査。離職防止や採用活動などの参考にしてみてはいかがだろうか。