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労働者代表を適正に選出するクラウドサービス「楽楽代表」で企業担当者の悩みを解決

2022.12.13

顧問料0円の社労士サービスを展開するスポット社労士くん社会保険労務士法人(本社:東京都千代田区、代表:関根 光)は、労働者代表を適正に選出するクラウドサービス「楽楽代表」をリリースしたことを発表した。

労働者代表で敗訴

最近の裁判で、労働者の代表を選ぶ手法が不当だとして、協定を無効とする裁判が相次いでいる。裁量労働制、36協定、就業規則の変更など、裁判で労使協定が無効とされ会社側が敗訴、多額の残業代支払いを命じられる事例である。

・労働者代表の選出が適正でなかったとして、裁量労働制の適用が否定された事例(京都地判平成29年4月27日)

・固定残業手当は無効 代表者選出も不適切として、未払い割増賃金など1716万円の支払いを命じた事例(長崎地判平成29年9月14日)

潜在的な経営リスク

潜在的な経営リスク

特に注意したいのが、労使協定を締結し、変形労働時間制やみなし労働時間制を採用している企業だ。2022年(令和4年)就労条件総合調査によると、その割合は全企業の64.0%(2021年〈令和3年〉調査 59.6%)、3社に2社の企業が対象だ。また、みなし労働時間制を採用している企業も全体の14.1%(2022年〈令和4年〉調査13.1%)ある。こうした企業は、労働者代表の選出を一歩間違えれば高額の割増賃金を支払うことにもなる。潜在的な経営リスクを抱えている企業は、かなりの数にのぼりそうだ。

さらに、中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率が、2023年4月から50%に引き上げられる。労働者代表を軽く考える企業は、今後、大きな代償を払わされる可能性が高くなった。

代表者選出クラウド「楽楽代表」

労働者代表の選出方法を安易に行っている企業、不安を抱えながらメール選出を行っている企業、労働者が各所にちらばっている企業など、様々な企業の労働者代表選出をサポートするのが「楽楽代表」である。本サービスを利用すれば、適正な選出手続きが可能になる。利用方法は簡単、しかも選出方法及び結果をダウンロードしてデータ保存でき、会社も安心、担当者の手間も大幅に削減する。50名まで無料で利用が可能。

スポット社労士くんのサービス

スポット社労士くんは、必要なときだけ使える顧問料0円の社労士サービス。クラウド給与・保険手続きから就業規則・助成金まで、幅広く各分野のプロが支援する。

名称 :スポット社労士くん社会保険労務士法人
代表社員:関根 光
所在地 :〒102-0084 東京都千代田区二番町8-3二番町大沼ビル4階

まとめ

労働者代表選出に際し、適正な手法を取れているだろうか。一歩間違えれば大きな代償を払わされる可能性もある。必要に応じてツールの活用も検討してみては?