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「ガクチカ」にコロナ禍の影響 マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査

2023.03.14

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(3月1日)」の結果を発表した。
※調査期間:2023年3月1日~3月3日

調査結果概要

調査結果概要

2024年卒の大学生・大学院生の3月1~3日時点での内々定率は前年比3.0pt増の18.1%で、平均内々定保有社数は前年比0.1社増の1.6社となった。

学生が就職先を選ぶ際のポイントとして最も当てはまるものを聞くと、最多の回答は「社風や働く社員が良い・良さそう(28.7%)」で、「安定性がある(19.0%)」、「待遇面(給与、休日休暇制度含む)が良い(18.3%)」が続いた。

ガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)でアピールできそうなポイントについては、最多の回答は「アルバイト経験について」が60.0%で、「学業・研究活動・ゼミ活動について」が56.5%で続いた。一方で、不足を感じるポイントを聞くと、最も多かったのは「サークル活動について」が43.0%、次いで「ボランティア活動について」が42.6%となった。

2023年4月より、従業員規模1000人以上の企業に対して男性社員の育児休業取得率等の公表が義務化される。これに際し、従業員規模に関わらず、企業選びにおける男性社員の育児休業取得率への関心について聞いたところ、「関心がある」学生は79.2%となり、男女別でも大きな差はなかった。

調査概要

「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(3月1日)」
調査期間/2023年3月1日(水)~3月3日(金)
調査方法/マイナビ2024の会員に対するWEBアンケート
調査対象/2024年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
調査機関/自社調べ
有効回答数/3080名(文系男子548名 文系女子1461名 理系男子486名 理系女子585名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合がある。

調査結果の詳細

まとめ

自己分析やエントリーシート作成にも関わってくるガクチカについて、コロナ禍の影響もあってか、サークル活動や部活動の面で不足を感じる学生が多いことがわかった。企業はエントリーシートの提出を求める際や選考の際に、そうした学生の不安を汲み、聞き方を工夫するなどの配慮が必要だろう。また、企業選びにおける男性社員の育児休業取得率への関心が高まっていることも明らかとなっている。参考にしていただきたい。