不正取引・ハラスメントリスクを社内メール・チャットから検知可能に
企業が抱えるデジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューションを手掛ける株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、以下「エルテス」)は、2022年10月4日に公表していた、自然言語処理技術を活用した内部不正を検知する「AIテキスト分析サービス」の提供を開始した。
AIテキスト分析サービスについて
昨今、パートナー企業との癒着による不正請求やキックバック、組織ぐるみの横領などの内部不正は、企業に多額の損害を与え、これらのリスクの低減は重要な経営課題となっている。2016年より提供しているIRIの提供先であるクライアントなどからの要望もあがっていた。一方で、多様な働き方の実現やテレワーク導入などの働き方の変化の影響も受けながら、非同期コミュニケーションであるメールやSlackなどのチャットツールは、ビジネスにおいて必須のツールとなり、今後も非同期コミュニケーションの利用は拡大していくと考えた。
そこで、メールやチャットの本文分析を通じて、不正請求や不適切な販売、横領、着服、インサイダー取引といったコンダクトリスクの検知が可能となる本サービスの開発・提供を開始した。また、セクハラ、パワハラといった社内のハラスメント事象に加えて、顧客による著しい迷惑行為によって引き起こされるカスタマーハラスメントといったハラスメント行為に関しても、本サービスによって検知が可能だ。
展示会出展について
同社は、内部不正やハラスメントリスクをメールなどのテキスト情報から検知する「AIテキスト分析サービス」に加えて、複数ログを横断的に分析し、情報持ち出しなどの内部脅威を検知する「IRI」を第32回 Japan IT Week春 「情報セキュリティEXPO」へ出展する。
名称 :第32回 Japan IT Week春 「情報セキュリティEXPO」
主催 :RX Japan株式会社
会期 :2023年4月5日(水)~7日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場 :東京ビッグサイト 東ホール
出展ブース:小間番号(情報セキュリティEXPO)E36-30
入場料 :無料
まとめ
内部不正のリスク低減は企業の重要な課題のひとつである。本サービスの活用も検討してみてはいかがだろうか。