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Salesforce、次世代エージェント型分析プラットフォームを国内展開 

2026.06.16

株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出伸一)は、AIエージェントが自律的にデータ分析を行い、業務の実行まで支援する次世代分析基盤「Tableau Agentic Analytics Platform」の国内展開を開始した。機能ごとに順次提供が進められる予定で、AIによる分析から業務実行までを支援する新たなデータ基盤として注目される。

AIエージェントが「分析」から「実行」まで支援

AIエージェントが「分析」から「実行」まで支援

「Tableau Agentic Analytics Platform」は、人がダッシュボードを見て判断する従来型のBIから一歩進み、AIエージェントが企業独自のルールや文脈を理解したうえでデータを分析。必要なアクションまで自律的に実行することを目指した、プラットフォームだ。

自然言語による対話型分析機能「Tableau Agent」により、専門知識がなくてもデータを活用できる。そのほか、在庫不足などの兆候を検知した際には、担当者へのタスク起票などのワークフローを自動で開始する機能も備えている。分析結果を業務改善や意思決定に直結させることで、企業全体の生産性向上を支援する。

AI活用を支える「ガバナンス」と「セキュリティ」を強化

AIエージェントの利用拡大に伴い、企業全体での統制やセキュリティ確保も重要な課題となる。

グローバルで順次展開が予定されている「Agentic Analytics Command Center」では、社内で稼働するAIエージェントの状況やアクセス権限、利用データなどを一元管理できるようになる。また、SalesforceとTableauのエンタープライズ向けセキュリティを基盤レベルで組み込み、アクセス制御や監査ログ機能によってコンプライアンス対応を支援。

さらに、SlackやMicrosoft Teams、生成AIサービスなどから分析結果を受け取れる「ヘッドレス機能」により、利用者は専用画面を開くことなく必要なインサイトを取得できる。

提供時期について

Auto Knowledge Graph:7月より日本での一般提供を開始予定
Tableau Agent 会話型分析機能:今年後半に日本での一般提供を開始予定
Tableau MCPサーバー:Tableau Next、Cloud、および Server向けに一般提供開始
Microsoft Teams、Slack、Google Workspace向けの新しい統合機能:日本での一般提供を開始
Agentic Analytics Command Center:日本での一般提供は未定

出典元:Salesforce、Tableauの次世代AIエージェント型分析基盤「Agentic Analytics Platform」の国内展開を開始 インサイトからアクションまで自律的に業務支援(株式会社セールスフォース・ジャパン)

まとめ

バックオフィス部門では、経理・人事・調達など各領域で蓄積されるデータを迅速に分析し、業務改善や経営判断につなげる重要性が高まっている。今回発表された「Tableau Agentic Analytics Platform」は、分析業務の効率化だけでなく、AIによる自律的な業務実行や全社的なガバナンスを支援する機能を備えている点が特徴だ。

今後は、AIエージェントを安全かつ統制された形で活用しながら、データドリブンな意思決定と業務自動化を進められる体制づくりが、バックオフィス部門に求められるテーマの1つとなりそうだ。