「自律型AIエージェント」のPoC開発およびサービス提供を開始
株式会社SaaSis(本社::東京都港区、代表取締役:宮川樹生、以下「SaaSis」)は、「日本を世界一の"AI文化を持つ国"にする」というミッションを元に、ChatGPTの次のステージである「自律型AIエージェント」のPoC(Proof of Concept)開発および、そのサービス提供を始めたことを発表した。
ChatGPTは次のステージに移行
AutoGPTやCamelなど、次世代のオープンソースソフトウェアが出現している。これらは、人から与えられた目的に応じて、自動でタスクの作成と実行を行うChatGPTをベースとしたAIプログラムであり、そこから「自律型AIエージェント」の時代が到来すると予測される。
「自律型AIエージェント」とは?
自律型AIエージェントとは、人からの命令に対して、理解・回答するだけでなく実行まで行うAIのこと。全社システムやパブリックデータと連携することで、自然言語で社会のあらゆる情報にアクセス・操作することが可能になる。
同社では、自律型AIエージェントの開発において、次の2つの実証実験を行っている。
■記事のリサーチから執筆まで一貫して行うAIライターの開発(GPT-3 Fine-tuning & LangChain)
■自然言語で全社システムにアクセスし、ユーザーが求めるデータを返す次世代型データ基盤(GPT-4 & LangChain)
サービス内容
同社は、上記の「自律型AIエージェントのPoC開発」をサービスとして提供開始する。なお、社内業務システムの連携・AIの開発から導入、運用までを一貫してサポートする。
具体的なサービス内容
■要件定義・スコープの確定・システム設計
■業務システム間API連携
■自律型AIエージェントの開発
■試験・本稼働
■チューニング・保守
想定される活用例
■営業支援
■顧客サポート
■在庫管理
■製造工程の最適化
■人事・採用
■経理・財務
■マーケティング
■プロジェクト管理
■ITサポート
■研究開発
会社概要
会社名:株式会社SaaSis
設立:2020年3月
資本金:5,325,000円
代表取締役:宮川樹生
業務内容:AIの業務活用コンサルティングおよびPoC開発、ChatGPT専門メディアの運営、SaaS間API連携
まとめ
次世代のオープンソースソフトウェアが出現し、今後ますます活用が進んでいくと想定される。同社が提供を開始する自律型AIエージェントのPoC開発にも注目が集まることだろう。